札幌に住んでいることのアドバンテージを感じた藻岩山登山だった。雪融けが進んだとはいえ、まだまだ雪深い藻岩山を楽しんだ。
昨年10月から本格的に取り組んでいる「一日一万歩 札幌ぶらり散歩」は、拙ブログでも度々報告しているとおり、おかげさまで順調に一日平均で一万歩以上をクリアし、札幌珍景的な物件も数々報告できている。
2月26日(木)のことだった。はて?今日はどこを歩いて一万歩をクリアしようか、と考えた。
先にも書いたが、自宅から一万歩圏内は歩きつくし、私が欲している札幌珍景的なものに出会う期待もかなり薄れてしまった。(市内の遠くへの遠征は雪が完全に融けてからと思っている)
そう思っていたとき、「そうだ!藻岩山があるじゃないか!」と思い立ったのだ。
その日思い立って、それなりの登山気分を味わえることができる大都市なんて札幌を除いて他にあるだろうか?そう思えるくらい、札幌は都心と自然とが近接している街である。
何せ、我が家から車で15分も走らぬうちに登山口に着いてしまうのだから…。
思い立ったもう一つの理由に、一週間前(2/19)に藻岩山で滑落し亡くなられた方がいたというニュースに接し、どこで事故に遭ったのか確認してみたい思いもあった。
思い立ったのが遅かったこともあって、急いで登山支度をし、登山口に着いたときは正午を回っていた。駐車場は春山登山を楽しむ人が多いのか、駐車場はいっぱいだったが、何とか停めることができた。
軽アイゼンを付けようかどうか迷ったが、下山してきた女性に聴くと「自分は付けていなかったが大丈夫だった」とのことだったので、私も付けずに出発した。
春山の様相を呈している登山道は、登山者たちの足跡で少し黒ずんでいるように見えた。
積雪量も元旦登山のときと比べるとかなり減っているようだった。
私の靴は夏山用のトレッキングシューズである。緩斜面では問題なかったが、少し急斜面になるとスリップしてしまうところもあったが、そのまま登りつづけた。
※ 写真のように登山道は春近しといった感じの登山道だった。
一日一万歩を実践しているせいだろうか、それほど無理して登っているつもりはないのだが、昨年の時や元旦登山のときより所要時間が短縮していた。
途中、山の会(?)の方が階段道を整備されていた。その方に滑落事故の場所を尋ねたが、はっきりとした場所は分からないという。山頂付近だったことははっきりしているようだ。
下山中に行き違ったご夫妻にも尋ねたが、別に表示などないとのこと。夫人の方が「登山道をしっかり歩いてさえいれば事故など無いはずですけどねぇ」と語っていたのが一つのヒントだった。
風もなく、穏やかな天気の中で山頂付近に差しかかった。
山頂付近は藻岩山の中でも急斜面が続き、登山道は九十九折のようにジグザグに高度を上げていく登山道になっている。
すると、その九十九折の部分をショートカットするように、尻滑りをした後がたくさん残っていた。昨年暮れに登っときも尻滑りを楽しんでいる人たちを見かけた。中にはかなり急なところもあり、立木にぶつかりそうな危険なところもあった。
私に確かな情報はないが、滑落死した男性は、あるいはそのショートカットしたところを滑っていて間違ったか、あるいはアイゼンなどを付けずに間違って滑ってしまったのか、どちらかのケースではあるまいか?
コース上には「危険ですので、自然歩道以外は歩かないでください」という掲示があったが、それぞれがマナーを守って登山を楽しむこと意外に事故は避けられないと思う。
今日伝えられていたスキー事故も、コース外を滑走していてヘリコプターに救助されたとニュースが伝えていた。
※ 写真がショートカットの一つです。男性が歩いているところが正規の登山道です。
※ こちらはかなり急なショートカットで、前方には立木も見え、かなり危険です。
登山時に急斜面で度々滑ったので、下山時は軽アイゼンを装着して安全に降りることができた。
登山に要した時間は山頂での休憩も含めて、2時間超といったところで、歩数計は約12,000歩を示していた。私にはほどよい負荷のかかった登山である。
※ このような掲示がたくさん見られましたが…。
これから藻岩山は“登山”と気張るのではなく、一日一万歩運動の延長として時折り取り入れていこうかなと思っている。だからこれからの藻岩山登山はブログには登場してこないことになろう。
昨年10月から本格的に取り組んでいる「一日一万歩 札幌ぶらり散歩」は、拙ブログでも度々報告しているとおり、おかげさまで順調に一日平均で一万歩以上をクリアし、札幌珍景的な物件も数々報告できている。
2月26日(木)のことだった。はて?今日はどこを歩いて一万歩をクリアしようか、と考えた。
先にも書いたが、自宅から一万歩圏内は歩きつくし、私が欲している札幌珍景的なものに出会う期待もかなり薄れてしまった。(市内の遠くへの遠征は雪が完全に融けてからと思っている)
そう思っていたとき、「そうだ!藻岩山があるじゃないか!」と思い立ったのだ。
その日思い立って、それなりの登山気分を味わえることができる大都市なんて札幌を除いて他にあるだろうか?そう思えるくらい、札幌は都心と自然とが近接している街である。
何せ、我が家から車で15分も走らぬうちに登山口に着いてしまうのだから…。
思い立ったもう一つの理由に、一週間前(2/19)に藻岩山で滑落し亡くなられた方がいたというニュースに接し、どこで事故に遭ったのか確認してみたい思いもあった。
思い立ったのが遅かったこともあって、急いで登山支度をし、登山口に着いたときは正午を回っていた。駐車場は春山登山を楽しむ人が多いのか、駐車場はいっぱいだったが、何とか停めることができた。
軽アイゼンを付けようかどうか迷ったが、下山してきた女性に聴くと「自分は付けていなかったが大丈夫だった」とのことだったので、私も付けずに出発した。
春山の様相を呈している登山道は、登山者たちの足跡で少し黒ずんでいるように見えた。
積雪量も元旦登山のときと比べるとかなり減っているようだった。
私の靴は夏山用のトレッキングシューズである。緩斜面では問題なかったが、少し急斜面になるとスリップしてしまうところもあったが、そのまま登りつづけた。
※ 写真のように登山道は春近しといった感じの登山道だった。
一日一万歩を実践しているせいだろうか、それほど無理して登っているつもりはないのだが、昨年の時や元旦登山のときより所要時間が短縮していた。
途中、山の会(?)の方が階段道を整備されていた。その方に滑落事故の場所を尋ねたが、はっきりとした場所は分からないという。山頂付近だったことははっきりしているようだ。
下山中に行き違ったご夫妻にも尋ねたが、別に表示などないとのこと。夫人の方が「登山道をしっかり歩いてさえいれば事故など無いはずですけどねぇ」と語っていたのが一つのヒントだった。
風もなく、穏やかな天気の中で山頂付近に差しかかった。
山頂付近は藻岩山の中でも急斜面が続き、登山道は九十九折のようにジグザグに高度を上げていく登山道になっている。
すると、その九十九折の部分をショートカットするように、尻滑りをした後がたくさん残っていた。昨年暮れに登っときも尻滑りを楽しんでいる人たちを見かけた。中にはかなり急なところもあり、立木にぶつかりそうな危険なところもあった。
私に確かな情報はないが、滑落死した男性は、あるいはそのショートカットしたところを滑っていて間違ったか、あるいはアイゼンなどを付けずに間違って滑ってしまったのか、どちらかのケースではあるまいか?
コース上には「危険ですので、自然歩道以外は歩かないでください」という掲示があったが、それぞれがマナーを守って登山を楽しむこと意外に事故は避けられないと思う。
今日伝えられていたスキー事故も、コース外を滑走していてヘリコプターに救助されたとニュースが伝えていた。
※ 写真がショートカットの一つです。男性が歩いているところが正規の登山道です。
※ こちらはかなり急なショートカットで、前方には立木も見え、かなり危険です。
登山時に急斜面で度々滑ったので、下山時は軽アイゼンを装着して安全に降りることができた。
登山に要した時間は山頂での休憩も含めて、2時間超といったところで、歩数計は約12,000歩を示していた。私にはほどよい負荷のかかった登山である。
※ このような掲示がたくさん見られましたが…。
これから藻岩山は“登山”と気張るのではなく、一日一万歩運動の延長として時折り取り入れていこうかなと思っている。だからこれからの藻岩山登山はブログには登場してこないことになろう。
それ悲しい出来事ですね。ご冥福をお祈りします。
私のことを過分に評価していただき、面映ゆい思いです。
ただ、私自身みすずさんがおっしゃるようなことを多少は意識しているようにも思っています。
世間や人に迷惑をかけずに、ちょっとだけ人のためにもなるような生き方をしたいなぁ、とは思っていますが…。