大聖堂で聴くヴァイオリンの音って、こんなにも違うのか!?と思わせてくれるほど塚本香央里さんのヴァイオリンは魅力的だった。今年もまた札幌北一条教会の「昼休みConcett」が始まり、楽しみに駆け付けた私だった。

昨日昼、札幌北一条教会の昼休みコンサートがあり、駆け付けました。
札幌北一条教会では、毎年春季と秋季にそれぞれ3~4回ずつ昼休みコンサートを無料で実施していますが、歴史を重ね今回が第203回目の開催だということです。
私は教会が自宅近くということもあり、数年来楽しませてもらっています。
今回は、横浜市在住だというヴァイオリニストの塚本香央里さんを招いて、オルガン伴奏に北一条教会所属の工藤羊子さんを加えてのコンサートでした。
塚本さんはプロフィールに生年月日が記されていたので、計算してみるとアラフィフスのようで相当のヴェテランの方のようでした。
コンサートはいきなり塚本さんのヴァイオリンソロから始まりました。演奏はいつものように教会の大聖堂のパイプオルガンが設置されている2階席で演奏されます。すると、音は直接私たちの耳に届くというよりは、大聖堂の天井から跳ね返るようにして私たち一階席に届くような感じなのです。
だから普通のコンサートのヴァイオリンとは一味違ったように聴こえてくるのです。もっとも、それは塚本さんの演奏の技量の素晴らしさも関わっていたのかもしれませんが…。
この日演奏された曲目は…、
◇G.P.テレマン/ファンタジー第5番
◇H.I.F.ビーバー/「ロザリオソナタ」より バッサカリア
◇E.シザイ/無伴奏ソナタ第5番より「オーロラ」
◇J.S.バッハ/「憐れみたまえ、わが神よ~Erbarme dich」(マタイ受難曲より)
以上の4曲でした。

※ ヴァイオリニストの塚本香央里さんです。塚本さんのHPから写真をお借りしました。
このコンサートでは、必ず事前に奏者が曲を解説したメモが渡されますが、今回はそれによると2曲目の「バッサカリア」では、《ソ・ファ・ミ・レ》という下降するテーマが65回繰り返される、と記されていましたが、そこの箇所がよく分かりました。
また、3曲目の「オーロラ」では、「夜明け前の静けさから、自然が緩やかに目覚め、陽光がキラリと輝く瞬間、太陽が津殻強く登っていく様子を感じ取ってください」とありましたが、まさに映画の効果音のような構成が良く分かり楽しいコンサートとなりました。
北一条教会の昼休みコンサート春季シリーズは、これから5月、6月、7月と予定されているとのこと、今年もできるだけ参加し、楽しみたいと思っています。
このコンサートでは、必ず事前に奏者が曲を解説したメモが渡されますが、今回はそれによると2曲目の「バッサカリア」では、《ソ・ファ・ミ・レ》という下降するテーマが65回繰り返される、と記されていましたが、そこの箇所がよく分かりました。
また、3曲目の「オーロラ」では、「夜明け前の静けさから、自然が緩やかに目覚め、陽光がキラリと輝く瞬間、太陽が津殻強く登っていく様子を感じ取ってください」とありましたが、まさに映画の効果音のような構成が良く分かり楽しいコンサートとなりました。
北一条教会の昼休みコンサート春季シリーズは、これから5月、6月、7月と予定されているとのこと、今年もできるだけ参加し、楽しみたいと思っています。