軽アイゼンの初体験だったが、その効果に驚いた。実行するかどうかまだ未定なのだが、密かな計画(ここで述べてしまったら密かでもなくなっちゃうかな?)のために雪が降った一昨日円山に登ってみた。
運動不足が深刻の度を加えている。
それではならじと、自分を追い立てる意味もあって先日アウトドア店にアイゼンを求めに行ってきた。別に冬山をやろうと思っているわけではない。近郊の里山程度のところを運動不足解消のために登ってみようかな、と考えたのである。
アウトドア店には数種類のアイゼンが展示してあった。店員に「本格的なことは考えていない。ちょっとした山を登るためには?」と伺ったところ、やはり万全を期することもあり本格的なものを勧める。しかし、本格的にものを購入してしまうと、つい余計なことも考えてしまう危険もあるで、そんなことを考えられない安価な軽アイゼンを購入した。
購入したのは、「モンベル(mont‐bell) コンパクトスノースパイク ブラック」という6本爪の簡易なものである。非常にコンパクトで、ケースに入れるとポケットに入れて持ち運びができるほどだ。
12月23日(月)雪が降ったり止んだりの天候だったが、ともかく購入した軽アイゼンの効果を確かめたいと思った。藻岩山、円山、三角山などが候補として思い浮かんだが、結局近間の円山に向かった。
円山は街に近いとあって人気の山だ。この日も何人もの人が登山を楽しんでいた。大師堂コースの登山口のところに下山してきた人がいたので「アイゼンを付ける必要がありますか?」と問うたところ「アイゼンを付けないと滑りますね」と教えてくれた。
アドバイスに従い軽アイゼンを装着することにした。ゴムのバントで装着は簡単だった。
早速、登山(といえるほどの登山でもないが)を開始する。
最初は階段道が続くが、夏山とは一変して滑りやすくなっている。しかし軽アイゼンがしっかりと雪を噛んでくれているようだ。
カツラ(?)の大木が雪を被った姿で屹立しているなど、周りの景色もすっかり様変わりである。
登山道の脇にある地蔵さんは寒さ避けの衣装を着せられた上から雪を被っている。
中腹くらいまで登ったとき、眼下に円山動物園や円山球場が木々の間から見えてきた。夏山のときは木々の葉に遮られてけっして見えない光景に冬を感じた。
そうこうする間も何人かの登山者とすれ違う。円山程度の山だと、ふだんの健康維持のために登っている人もたくさんいるようだ。
寒さを警戒してちょっと厚着をしたこともあり、汗をかきそうだったのでゆっくりゆっくり歩を進めた。コースは一度ピークに達したと思われるところから一度下って、再び上がりきったところが頂上(225.4m)である。
頂上から見る札幌市内の景色は雪模様だったこともあり、うっすらと靄がかかったような雪景色に中にあった。
初体験の軽アイゼンだが、円山クラスの山にはとても有効だということが分かった。上りはもちろんだが、下りの滑り止めにも有効である。
今冬は運動不足解消も兼ねて、軽アイゼンを有効活用しようと思う。もちろん、ゲレンデスキーも、クロカンスキーも、スノーシューも、どれもこれも貪欲に楽しみたいと思ってはいるのだが…。
運動不足が深刻の度を加えている。
それではならじと、自分を追い立てる意味もあって先日アウトドア店にアイゼンを求めに行ってきた。別に冬山をやろうと思っているわけではない。近郊の里山程度のところを運動不足解消のために登ってみようかな、と考えたのである。
アウトドア店には数種類のアイゼンが展示してあった。店員に「本格的なことは考えていない。ちょっとした山を登るためには?」と伺ったところ、やはり万全を期することもあり本格的なものを勧める。しかし、本格的にものを購入してしまうと、つい余計なことも考えてしまう危険もあるで、そんなことを考えられない安価な軽アイゼンを購入した。
購入したのは、「モンベル(mont‐bell) コンパクトスノースパイク ブラック」という6本爪の簡易なものである。非常にコンパクトで、ケースに入れるとポケットに入れて持ち運びができるほどだ。
12月23日(月)雪が降ったり止んだりの天候だったが、ともかく購入した軽アイゼンの効果を確かめたいと思った。藻岩山、円山、三角山などが候補として思い浮かんだが、結局近間の円山に向かった。
円山は街に近いとあって人気の山だ。この日も何人もの人が登山を楽しんでいた。大師堂コースの登山口のところに下山してきた人がいたので「アイゼンを付ける必要がありますか?」と問うたところ「アイゼンを付けないと滑りますね」と教えてくれた。
アドバイスに従い軽アイゼンを装着することにした。ゴムのバントで装着は簡単だった。
早速、登山(といえるほどの登山でもないが)を開始する。
最初は階段道が続くが、夏山とは一変して滑りやすくなっている。しかし軽アイゼンがしっかりと雪を噛んでくれているようだ。
カツラ(?)の大木が雪を被った姿で屹立しているなど、周りの景色もすっかり様変わりである。
登山道の脇にある地蔵さんは寒さ避けの衣装を着せられた上から雪を被っている。
中腹くらいまで登ったとき、眼下に円山動物園や円山球場が木々の間から見えてきた。夏山のときは木々の葉に遮られてけっして見えない光景に冬を感じた。
そうこうする間も何人かの登山者とすれ違う。円山程度の山だと、ふだんの健康維持のために登っている人もたくさんいるようだ。
寒さを警戒してちょっと厚着をしたこともあり、汗をかきそうだったのでゆっくりゆっくり歩を進めた。コースは一度ピークに達したと思われるところから一度下って、再び上がりきったところが頂上(225.4m)である。
頂上から見る札幌市内の景色は雪模様だったこともあり、うっすらと靄がかかったような雪景色に中にあった。
初体験の軽アイゼンだが、円山クラスの山にはとても有効だということが分かった。上りはもちろんだが、下りの滑り止めにも有効である。
今冬は運動不足解消も兼ねて、軽アイゼンを有効活用しようと思う。もちろん、ゲレンデスキーも、クロカンスキーも、スノーシューも、どれもこれも貪欲に楽しみたいと思ってはいるのだが…。