二日続けての「北ガスアリーナ札幌46」通いである。フットサルチーム「エスポラーダ北海道」のエキシビションマッチの入場券を入手したからである。今日はサッポロファクトリーから続く空中歩廊をしっかり観察してきた。
※ 今日は屋外に出て、「北ガスアリーナ札幌46」の正面から写真を撮ることができた。
※ アリーナ壁面には「北ガスアリーナ札幌46」と描かれ、この名が正式名称になりそうである。
昨日、今日と「北ガスアリーナ札幌46」オープン記念のイベントの参加を申し込んだところ運良く両日ともに入場券が舞い込み、二日続けてのアリーナ通いとなった。
今日のイベントはフットサルチームの「エスポラーダ北海道」が強豪「名古屋オーシャンズ」を迎えてのシーズンイン前のエキシビションマッチだった。
※ この角度からも昨日は撮れませんでした。アリーナ全体の規模がお分かりいただけると思います。
私はフットサルの試合観戦も目的だったが、昨日果たせなかったサッポロファクトリーから「北ガスアリーナ札幌46」までを繋ぐ空地歩廊をぜひ探索したいと思ったことが大きな目的の一つだった。今日は昨日とは違い、女子の前座試合が12時10分開始だったので、サッポロファクトリーは十分に開店している時間だった。
サッポロファクトリーの店内を歩いても「空中歩廊」についての案内は何もなかった。しかし、私は北3条館の東側にあるだろうと見当をつけて、北3条館の2階東端に行ったところドアがあった。何も表示はなかったが、そのドアを出てみると予想どおりにそこは「空中歩廊」に続くドアだった。
※ サッポロファクトリー3条館2階の東端にこのような出入口がありました。
※ その出入口を出ると右折するとこのようにスロープ状になっています。先を今度は左折します。
空中歩廊は北3条館(とはいっても建物は北2条に建てられていて北3条を望むことからそう名付けられたようだ)から道路を跨いで、北3条の街区の建物の2階部分に作られていた。途中新築のマンションの横壁のところにも造られているようだ。そして再び道路を跨ぐと「北ガスアリーナ札幌46」の建物に到達するようにできていた。長さにすると、札幌の場合一街区が100mと言われているから、二つの道路を跨ぐ長さも加えるとおよそ150mの空地歩廊ということになりそうだ。空中歩廊は真っすぐ一直線ではなく、2か所ほどで直角に折れ曲がっているほか、床面も平面ではなく緩やかな凹凸が付けられているのは何かの事情によるものと考えられる。
※ 最初に道路を跨ぐ空中歩廊ですね。その先でさらに右折して建物の横腹のところを通ります。
※ 道路を跨いだ辺りでようやく頭上に空中歩廊の表示がありました。まっすぐ進むとアリーナ2階です。
※ 外から見た空中歩廊です。右手のマンションの横も通過します。
いずれにしてもサッポロファクトリーと結ぶという発想はなかなか素晴らしいと思う。
さて、肝心のフットサルの試合の方であるが、実はエスポラーダ北海道の試合の前に前座でエスポラーダの姉妹チーム「エスポラーダ北海道イルネーヴェ」と「U18北海道代表」が対戦した。実力は拮抗していたように映ったが、最後はお姉さんチームの貫録を示して1対0でイルネーヴェが勝利した。
※ 女子の試合はどうしてもゆったりとした感じですね。これセクハラじゃないよね。
その女子の試合を見せられてから、男子の試合を観戦したのだがスピード感が段違いで、改めて男子の試合の迫力を感ずることができた。対戦相手の「名古屋オーシャンズ」はFリーグが発足した2007-2008年シーズン以来連続優勝を重ね、これまで優勝を逃したのが1シーズンだけという、Fリーグの中では圧倒的な強さを誇っているチームである。「これは試合にならないのでは?」と思いきや、エスポラーダ北海道は大健闘した。公式試合ではないといいながらも両チームともに真剣試合に徹していたように思えたのだが、一時はエスポーラーだがリードするという面白い試合展開となり、最後は追いつかれ2対2のドローとなった。名古屋オーシャンズは外国人選手が4名も在籍し、体力を生かした攻撃力は脅威である。対するエスポラーダは全員が北海道出身選手で固めたチームなのだが、毎年大健闘している。今年も強豪に伍して堂々と戦ってくれそうである。
※ 対する男子の試合、レベルも違いますがスピード感が圧倒的に違いましたよ。
※ タイムアウトの時間に監督の指示を聞くエスポラーダの選手たちです。
※ 試合は接戦となり、スコアボードが示すように2対2の引き分けでした。
これまでフットサルの試合は何試合か観戦しているが、今日改めて観戦してみてフットサルとは「サッカーとは似て非なるもの」という思いを強くした。ボールを足で扱うという点では確かにサッカーと似ているが、フィールドが狭くしかも床が体育館である。スピード感がまるで違う。そこがフットサルの魅力なのだと思う。片時も目を離せないスリリングなところがフットサルの売りなのだと思う。
今のところ私は本来のサッカーに夢中だが、時にはフットサルに浮気をしてもいいかな?と思えた今日の観戦だった。
明日(30日)は、すべての施設が市民に開放されるということで、相撲室とか、ボクシング室とか見てみたいのだが、他に予定がある。どなたかのブログの見聞記を探してみようと思う。