待望の円山公園でのBBQでのお花見である。やや肌寒かったものの、桜の花を愛でながら焼き肉をつつき、お酒に喉を潤す円山式お花見(こんな言葉があるかどうかは知らない)をようやく実現することができた!
今日(5月1日)は、以前から準備を進めていた円山公園でのお花見を実施することができた。私にとっては待望のお花見だった。
というのも、円山公園は札幌市内で唯一(?)、一定期間に限って火気の使用が許可されている公園なのである。(今年の場合は、4月29日~5月6日までの8日間)
毎年、円山公園の桜を見るために出かけていたのだが、そこで繰り広げられるジンギスカンを囲んでの楽しい宴会をいつも遠くから眺めるだけだったのだ。
あそこで楽しむことができて、初めて「札幌人」なのかなぁ…、とも思っていた。
※ 円山公園管理事務所からレンタルしたバーベキューコンロセットです。内容は、コンロ、炭(2kg)、
網、火ばさみ、着火剤、うちわ、お皿、割りばし、ゴミ袋2袋で3,000円でした。
ところが今年チャンスが巡ってきた!
私には数年来、定期的に集まり親交を重ねている同年代の4人の友人がいる。春の会合の幹事H氏から「春の会合はどのような内容がよろしいでしょうか?」というメールが入った。私はすかさず「円山公園で花見を!」との返信を送った。他の方々の思いも同じだったようだ。
※ 私たちが陣取ったところです。桜の花もわずかに顔を出しています。
その後、幹事役のH氏の周到な準備で本日を迎えたのだ。
私は円山公園事務所が貸し出しているBBQセットを借り受けるため、午前9時前に現地に赴き、場所を確保したのち、セットを受け取った。
その後、近くのスーパーで肉や野菜、飲み物を調達して、午前11時いよいよ焼肉パーティーの開始である。近くには若者たちの大きなパーティーもあったが、私たちは4人でのささやかなパーティーだった。
※ 私たちの工夫はフライパンを持ち込んだことでした。網焼きだけではなく、鉄板焼きも楽しみました。
焼き肉をつつき、お酒を介して、あれやこれやと年齢相応の話が交わされた。焼き肉店で食すように上手く焼けた肉ではなかったけれど、5月の風が、周りの雰囲気が、何よりのご馳走だった。
ただ、オヤジ? いやオジイチャンの哀しさかお酒がぜんぜん進まないのだ。だから互いの話も常に冷静さを伴い、いま一つ話が弾まない感じは否めなかった。
それでも待望の円山公園でのジンギスカンパーティーは私を満足させてくれた。
これで私もようやく「札幌人」の仲間入りができたと…。
午後2時、3時間にわたるオヤジたちのパーティーは終わりを告げ、次回の会合を約してそれぞれの家路についた。