田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

エスポラーダ北海道 惜敗!

2017-09-02 22:38:27 | スポーツ & スポーツ観戦
 Fリーグ第13節、エスポラーダ北海道はホーム(北海きたえーる)に府中アスレチックFCを迎えて、拮抗した試合を展開したが、惜しくも2対3で勝利に逃してしまった。今シーズンは善戦するも勝ちきれない試合が多いようだ。 

               
               ※ 会場にはFリーグの旗と共に、今回札幌に集結した6チームのチームフラッグが掲げられていました。

 スポーツの話は鮮度が大切である。他の話題を投稿予定だったが、急遽本夕観戦したフットサルの試合結果、ならびに観戦評を書いてみることにしたい。

 スポーツの秋である。私は今月から来月にかけて札幌をホームタウンとする4つチーム(日ハム、コンサ、レバンガ、そして本日のエスポラーダ)のボールゲームを観戦する計画を立てている。もっとも、スポーツの秋とは言っても野球を含めインドア開催であるところは若干気になるところではあるが…(コンサだけ、一試合が厚別運動競技場で行われることになっているが…)

               
          ※ 試合中、ずーっとカメラを構えていたわけではないのですが、フットサルは相当な肉弾戦です。こうした場面がけっこう見られました。

 さて、本日観戦したエスポラーダ北海道戦である。
 8月20日に受講した「シニアためのフットサル観戦講座」でエスポラーダ北海道の試合の招待券を入手したと書いたが、その試合の観戦日が本日(9月2日)だった。
 今回(本日と明日)は、Fリーグに参戦するチームがエスポラーダ北海道を含めて6チームが札幌に終結し、2日間にわたって計6試合が行われるというスペシャルマッチだった。

               
          ※ Fリーグは差別や暴力のない社会を提唱しているようです。各チームの主将が試合前に宣誓をしてから試合が始まりました。

 したがって、私が入手した招待券でも3試合を観戦できることになっていた。
 今日は午後に講座を一つ受講してから北海きたえーるに向かったので、私は第二試合(湘南ベルマーレ vs フウガドールすみだ)と第三試合(エスポラーダ北海道 vs 府中アスレチックFC)の二試合を観戦した。
 第二試合には、現在得点王でFリーグのスター選手である湘南のロドリゴ選手が登場したが、試合開始早々個人技を発揮して得点を挙げたところはさすがである。(ロドリゴ選手はブラジル出身である)

               
               ※ 試合開始早々に見事なゴールを決めた湘南のロドリゴ選手です。
 
 さてお目当ての第三試合であるが、エスポラーダは特に前半は押し気味の試合展開で、惜しいシュートも何回かあったが得点に至らずにいたところ、一瞬のスキを突かれて守備陣が置いていかれて立て続けに2点を献上してしまった。
 一方、エスポラーダはシニア講座の際に顔を見せてくれたディフェンスの田辺陸選手が泥臭く持ち込んで、シュートしたボールが相手守備陣にあたってコースが変わるという幸運にも恵まれ1点を返した。ここで前半は終了した。

               
               ※ 試合前に整列して挨拶するエスポラーダ北海道の選手たちです。

               
               ※ 今年新加入の田辺陸選手ですが、新人とは思えない堂々としたプレーぶりでした。

 後半、開始間もなく、これまたディフェンスのベテラン室田翔伍選手の豪快なミドルシュートがネットを突き刺し、同点とし観衆を沸かせた。
 なんとかもう1点を、と期待しながら見守ったが、どちらも得点なく、「あるいは引き分けかも?」と思い始めた残り5分を切ったところで、またもや守備陣が置いていかれる展開になってゴールを破られてしまい、残念ながら敗戦となった。

               
               ※ エスポーラーダの対戦相手府中アスレチックFCの選手たちです。

 素人ながらに見ていて、エスポラーダの場合は守備陣の立て直しが急務かな?と思われた。相手の府中は守備陣が置いていかれるような展開は一度もなかったと思われた。

 講座のときにうかがったが、フットサルのチームで全員がプロのチームは現在首位を走る名古屋だけだと聞いた。他のチームはプロ・アマの混合チームが多いのかもしれない。
 それに対してエスポラーダの選手たちは全員が別に仕事を持ち、週末ごとに全国を転戦して歩いているということだ。そしてエスポラーダの場合は全員が北海道出身の選手で占められているのも特色の一つである。もっともプロでなければ、北海道まで来る選手もいないだろうし、チームとしてもとても呼べないということなのかもしれない。
 そうした状況の中で、現在Fリーグ参戦12チーム中、第9位に位置していることは善戦していると言ってよいのかもしれない。もちろん選手は満足していないだろうが…。

               
               ※ ホームのエスポラーダの応援団が思っていたほど多くないのがちょっと気になりました。

 全員が道産子で、その上全員が他に仕事を持ちながら二足の草鞋を履いて健闘しているエスポラーダ北海道の選手たちエールを送りたい。そんな思いを込めた人たちが今夕北海きたえーるに2,035人集ったということなのだと思う。
 頑張れ!エスポラーダ北海道!