世界ジオパークが認定する「アポイ岳ジオパーク」の象徴アポイ岳にいつか登りたいと念願していたが、この度その願いを果たすことができた。カンラン岩でできた岩が屹立していたり、砕けたカンラン岩が登山道にゴロゴロと転がっていたり…、そんな異景を楽しみながらの登山となった。

5月6日(金)、アポイ岳登山口の駐車場で車中泊した私は朝6時前に目を覚ました。前日早起きだったこともあり、ぐっすりと眠ることができた。
外へ出てみると、青空が広がり絶好の登山日和である。
持参したガスバーナーで温かい朝食を摂り、登山準備を整え、7時15分登山を開始した。(登山口に泊まった場合は、もっと早く行動を開始することが常道のようなのだが…)

※ 前日から泊まり込んでアポイ岳登山を目ざしたのは、私を含めて3人だったようだ。

※ 登山口駐車場の直ぐ横を流れる「ポンサヌシベツ川」です。
登山届ポストで記帳したところ、同じく駐車場に泊まっていた人は5時20分、6時15分にそれぞれ登山を開始したようだった。遅れをとってしまった。
登山道は様似町が力を入れている山のためか、よく整備されていた。しかし、前日来の雨のため、ぬかるんでいる個所が多く、そうしたところを避けながらの登山となった。
登山道ははじめなだらかな上りが続き、適度なトレッキングコースといった感じだった。

※ 登山口には「ユネスコ世界ジオパーク」という文字が誇らしげに掲げられていました。

※ 登山道はご覧のとおり、しっかりと整備されていました。

※ ただし、前日来の雨のためにいたるところで雨にぬかるむところがありました。
ところどころに春の花が咲いていて、目を楽しませてくれる。名前が分からないので、とりあえずカメラで撮り、帰宅してから調べることにした。(高山植物については後日投稿予定)
登山道には休憩所がいくつも設けられていて、登山者への配慮も十分である。

※ こうした休憩所が5合目までに何か所も設けられていました。
5合目に設けられている山小屋まで、山小屋の近くにやや急な上りがあるものの、全体としては緩やかな上りが続いた。
登山口から1時間15分を要して5合目の山小屋に到達した。5合目に到達して初めて見晴らしが良くなり、眼下に太平洋を見渡すことができた。

※ 5合目の山小屋の直前にはかなり険しい上りが待っていました。

※ 5合目に設置されていた山小屋です。

※ 5合目にいたって視界が開け、眼下に太平洋を望むことができました。
アポイ岳の本格的な上りは5合目からだった。
カンラン岩がゴロゴロと転がっている中を、グングンと高度を上げていくという感じだった。
山小屋から馬の背にいたるまで、私の足で35分かかったが、この間に高度を一気に240m上げた計算になる。その険しさを分かっていただけるだろうか?

※ 5合目からはカンラン岩が剥き出しになった険しい上りが連続しました。

※ 馬の背の標識です。高度595m。ここからさらに215m上がらねばなりません。

※ 馬の背付近から見た太平洋です。
馬の背で小休止を取った後、目の前に見える頂上を目ざして再出発した。馬の背からは少しの間平坦な道が続いたが、それも束の間、再び険しい登りとなった。今度はカンラン岩の大きな岩が次々と現れる中での登山である。
その険しい登りの最中に、私より早く出発していた二人の方に次々と遭遇した。一人は私と同年代の男性、もう一人は同じく同年代と思われる女性だった。男性の方は「吉田岳まで足を延ばした」と話をしていた。

※ 馬の背から少しの間は写真のような平坦な尾根を往きます。

※ 眼前のピークがアポイ岳山頂です。

※ ここの上りもカンラン岩が折り重なっている中を登っていきます。

※ 私より先にスタートした年配の女性はすでに下山していました。
岩山と格闘すること40分、なんとかアポイ岳山頂に到達した。この時はアポイ岳山頂はまだまだ晴れていて、四方を見渡すことができた。
この時9時55分、まだ時間に少し余裕があると判断し、私はアポイ岳に続く「吉田岳」を目ざすことにした。

※アポイ岳山頂です。写真の女性は防寒をしていますが、この時頂上は穏やかでした。
(この続きは明日、後編にてレポートします)

5月6日(金)、アポイ岳登山口の駐車場で車中泊した私は朝6時前に目を覚ました。前日早起きだったこともあり、ぐっすりと眠ることができた。
外へ出てみると、青空が広がり絶好の登山日和である。
持参したガスバーナーで温かい朝食を摂り、登山準備を整え、7時15分登山を開始した。(登山口に泊まった場合は、もっと早く行動を開始することが常道のようなのだが…)

※ 前日から泊まり込んでアポイ岳登山を目ざしたのは、私を含めて3人だったようだ。

※ 登山口駐車場の直ぐ横を流れる「ポンサヌシベツ川」です。
登山届ポストで記帳したところ、同じく駐車場に泊まっていた人は5時20分、6時15分にそれぞれ登山を開始したようだった。遅れをとってしまった。
登山道は様似町が力を入れている山のためか、よく整備されていた。しかし、前日来の雨のため、ぬかるんでいる個所が多く、そうしたところを避けながらの登山となった。
登山道ははじめなだらかな上りが続き、適度なトレッキングコースといった感じだった。

※ 登山口には「ユネスコ世界ジオパーク」という文字が誇らしげに掲げられていました。

※ 登山道はご覧のとおり、しっかりと整備されていました。

※ ただし、前日来の雨のためにいたるところで雨にぬかるむところがありました。
ところどころに春の花が咲いていて、目を楽しませてくれる。名前が分からないので、とりあえずカメラで撮り、帰宅してから調べることにした。(高山植物については後日投稿予定)
登山道には休憩所がいくつも設けられていて、登山者への配慮も十分である。

※ こうした休憩所が5合目までに何か所も設けられていました。
5合目に設けられている山小屋まで、山小屋の近くにやや急な上りがあるものの、全体としては緩やかな上りが続いた。
登山口から1時間15分を要して5合目の山小屋に到達した。5合目に到達して初めて見晴らしが良くなり、眼下に太平洋を見渡すことができた。

※ 5合目の山小屋の直前にはかなり険しい上りが待っていました。

※ 5合目に設置されていた山小屋です。

※ 5合目にいたって視界が開け、眼下に太平洋を望むことができました。
アポイ岳の本格的な上りは5合目からだった。
カンラン岩がゴロゴロと転がっている中を、グングンと高度を上げていくという感じだった。
山小屋から馬の背にいたるまで、私の足で35分かかったが、この間に高度を一気に240m上げた計算になる。その険しさを分かっていただけるだろうか?

※ 5合目からはカンラン岩が剥き出しになった険しい上りが連続しました。

※ 馬の背の標識です。高度595m。ここからさらに215m上がらねばなりません。

※ 馬の背付近から見た太平洋です。
馬の背で小休止を取った後、目の前に見える頂上を目ざして再出発した。馬の背からは少しの間平坦な道が続いたが、それも束の間、再び険しい登りとなった。今度はカンラン岩の大きな岩が次々と現れる中での登山である。
その険しい登りの最中に、私より早く出発していた二人の方に次々と遭遇した。一人は私と同年代の男性、もう一人は同じく同年代と思われる女性だった。男性の方は「吉田岳まで足を延ばした」と話をしていた。

※ 馬の背から少しの間は写真のような平坦な尾根を往きます。

※ 眼前のピークがアポイ岳山頂です。

※ ここの上りもカンラン岩が折り重なっている中を登っていきます。

※ 私より先にスタートした年配の女性はすでに下山していました。
岩山と格闘すること40分、なんとかアポイ岳山頂に到達した。この時はアポイ岳山頂はまだまだ晴れていて、四方を見渡すことができた。
この時9時55分、まだ時間に少し余裕があると判断し、私はアポイ岳に続く「吉田岳」を目ざすことにした。

※アポイ岳山頂です。写真の女性は防寒をしていますが、この時頂上は穏やかでした。
(この続きは明日、後編にてレポートします)