やはりヴァイオリンの音色はいい! それも一流プレイヤーの響きだからなお素晴らしい! 札響のコンサートマスター大平まゆみさんのヴァイオリンの調べに酔った…。
※ 大平まゆみさんのホームページの扉写真です。
話は少し旧聞に属するが7月18日(水)夜、教育文化会館で行われた札幌学院大学の学術講演会「講演と音楽の夕べ」に参加した。
大平まゆみさんのヴァイオリンの前に学院大教授による講演があった。
講演は「北海道方言の引き算」という??の演題である。
趣旨は例えば北海道弁では、「車に乗らさらない」などという言い方があるが、これは「乗る」ということと、「~ができない」ということを一つにまとめた言い方で、いわば「引き算」のような表現であると講師の佐々木教授は話された。
とここまでは序論だった。この後がいけない。佐々木氏は北海道弁を文法的に説明しようとしてど壺に嵌っていってしまった。自動詞がどうの、他動詞がどうの、と話すのだがいったい氏は何を言いたいのかまったく伝わってこない。
聴く方にも問題なかったとは云わないが、まるで聴く側を意識していないがごとくの講演は後味悪く終わった。
その後の大平さんのヴァイオリンである。一層爽やかに聴こえたと表現しては皮肉が強いか?
大平さんはピアニスト森吉亮江さんとともに約一時間、数々の小作品を披露してくれた。
最近ソリストとして大平さんが登場する際に必ずと云っていいほどエルガーの「愛の挨拶」で登場するが、この日もこの曲で会場の後部から登場した。
そして、バッハの「ガボット」、クライスラーの「美しきロスマリン」、「愛の悲しみ」、「愛の喜び」、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」など比較的ポピュラーな曲を披露してくれた。
最近の大平さんは一つ一つの曲について簡単な解説を加えながら曲を演奏してくれるので素人にも楽しめるように工夫されている。
話によると大平さんは、この札幌学院大学の講演会とのジョイントでの演奏をかなり長く続けられているということだ。
これからも機会があるかぎり才色兼備の大平まゆみさんのヴァイオリンを楽しみたいと思った。
※ ユーチューブ上に大平さんの演奏がアップされていたので添付しておきます。こちらをクリックすると聴くことができます。⇒
※ 大平まゆみさんのホームページの扉写真です。
話は少し旧聞に属するが7月18日(水)夜、教育文化会館で行われた札幌学院大学の学術講演会「講演と音楽の夕べ」に参加した。
大平まゆみさんのヴァイオリンの前に学院大教授による講演があった。
講演は「北海道方言の引き算」という??の演題である。
趣旨は例えば北海道弁では、「車に乗らさらない」などという言い方があるが、これは「乗る」ということと、「~ができない」ということを一つにまとめた言い方で、いわば「引き算」のような表現であると講師の佐々木教授は話された。
とここまでは序論だった。この後がいけない。佐々木氏は北海道弁を文法的に説明しようとしてど壺に嵌っていってしまった。自動詞がどうの、他動詞がどうの、と話すのだがいったい氏は何を言いたいのかまったく伝わってこない。
聴く方にも問題なかったとは云わないが、まるで聴く側を意識していないがごとくの講演は後味悪く終わった。
その後の大平さんのヴァイオリンである。一層爽やかに聴こえたと表現しては皮肉が強いか?
大平さんはピアニスト森吉亮江さんとともに約一時間、数々の小作品を披露してくれた。
最近ソリストとして大平さんが登場する際に必ずと云っていいほどエルガーの「愛の挨拶」で登場するが、この日もこの曲で会場の後部から登場した。
そして、バッハの「ガボット」、クライスラーの「美しきロスマリン」、「愛の悲しみ」、「愛の喜び」、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」など比較的ポピュラーな曲を披露してくれた。
最近の大平さんは一つ一つの曲について簡単な解説を加えながら曲を演奏してくれるので素人にも楽しめるように工夫されている。
話によると大平さんは、この札幌学院大学の講演会とのジョイントでの演奏をかなり長く続けられているということだ。
これからも機会があるかぎり才色兼備の大平まゆみさんのヴァイオリンを楽しみたいと思った。
※ ユーチューブ上に大平さんの演奏がアップされていたので添付しておきます。こちらをクリックすると聴くことができます。⇒