田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

市立大通高校とのコラボ再び

2012-07-12 19:10:32 | ボランティア
 市立大通高校の「暮らしの緑化」コースの皆さんと取り組んだ“ART”文字は思わぬ伏兵(ポプラの綿毛)のために残念ながら失敗してしまった。しかし、もう一つのプロジェクトが進行していて、先日そのことを実現することができた。 

 私はちょっとしたことがきっかけで桑園地区を盛り上げようという団体と関わりを持つようになった。
 その活動の一つとして、北4条の西11~17丁目にかけて広がる緑道(通称:ミニ大通)を地域住民の手で少しでも整美できないかと取り組みを進めることになった。

 昨年、関係者がそのミニ大通に小さな花壇を二つ作った。その花壇を市立大通高校の「『暮らしの緑化』コースの皆さんに整美してもらえないか」と私が担当の先生に持ちかけていた。
 そうしたところ高校の方から「『暮らしの緑化』コースで育てた苗の提供も含めて協力したい」という返事をいただいたのだ。

          
          ※ 1・2年生が主だった2日の作業は準備もしっかりできていたのだが…。

 このプロジェクトもやや時期を逸した感はあったのだが、「暮らしの緑化」コースの授業の一環として7月2日(月)に花壇の耕起を行い、7月6日(金)花の苗の植え付けを行った。
 両日とも「暮らしの緑化」コースを選択している生徒全部ではなく、面積が小さいこともあり7~8名の生徒による作業だった。

          
          ※ 4年生が主だった6日の作業はご覧のようにサンダルの生徒も見えます…。

 面白いと思ったことがあった。
 2日(月)と6日(金)では作業する生徒が違った。
 2日は1・2年生が中心だった。彼らの中にはしっかり作業服に身を包み、長靴・軍手を用意して作業に臨んでくれた。
 一方、6日(金)は4年生の女子生徒ばかりだった。彼女らは私服に身を包み、足元はサンダルという出で立ちである。
 どちらもそれなりに真面目に取り組んではくれたのだが、この出で立ちの違いは何だろうか?

          
          ※ 植え付けの終わった花壇ですが、苗はまだまだ小さいですね。

 作業を終えて私は彼らに「時間があるときに自分たちが育て、植え付けた花をぜひ見に来てほしい」と話したが、はたして見に来てくれることがあるだろうか?
 自分たちが植えた花を見て、成長した様子を確認してくれて初めて本当のコラボレーションなのだが…。