田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №81 The WORLD BOOKS & CAFE

2011-09-11 22:58:56 | 札幌Cafe紀行
 知る人ぞ知る店というか、「ちょっとお茶でも」と思ってもすぐには目に付かない隠れ家的なカフェ、それがThe WORLD BOOK & CAFÉである。店内には旅に関する世界の書籍が書棚にびっしりだった。 
 「シンポジウム エゾシカを考える」の後、「ちょっとお茶でも」という友人の誘いにガイドブックに載っていた「The WORLD BOOK & CAFÉ」に行こうと考えた。
 場所は丸井今井(と今は言うのかな?)の駐車場の近くのビルだったのだが、路面店はカフェではなかった。ちょっと迷ったのだが、よく調べてみるとビルの5階にカフェはあった。
 ガイドブックにでも載っていないかぎり、私には見つけることのできないカフェである。

          
          ※ 1階のところにあった店の表示だが、ここには5階に店があるとは
           表示されていなかった。

 エレベーターに乗って5階まで上がると、エントランスには小粋な演出がされていた。

          
        ※ 店のエントランスに据えられた椅子に店名と小さな植物が置かれていた。

 そして入り口を入ると、いきなり大きな書棚が迎えてくれる。世界の旅に関する書籍など約800冊を陳列し、販売しているという。

          
          ※ まるで書店のような書棚である。

 細長い店内の奥がカフェスペースだった。
 お客さんはなんとなく常連さんが多いようであり、カウンターを眺めると昼だけではなく、夜のカフェとしても多くの人に利用されているような感じだった。

          
          ※ 書棚の向こうがカフェスペースになっていた。

 ここでハプニングがあった。座席を見つけて座りホッとしていると「丸尾さんですね」と一人の女性から声をかけられた。私の記憶にない女性だったが、彼女の自己紹介によって私の花の活動に関してお世話になっている事務局の方だった。いや~、広い札幌と思っていたが、どこで知っている人に出会うか分からないものである。ヘタのことできないなぁ、気をつけなくちゃ~。

 そんなことがあって今回のオーダーは大人しく(?)「ブレンドコーヒー」(400円)にした。
 コーヒーは酸味、苦味にそれほどクセがなく、美味しく飲めた。

          

 もう一つのトピックは、お店のメニューである。扉が板でできたメニューで珍しいと思いながら見ていたのだが、表紙の部分が気になった。真ん中部分がへんてこな形にくり抜いてあるのだ。「これはどこかの国の形に違いない!」と直感した。そしてスタッフに聞いてみると、私たちが見ていたのは「ウガンダ」の国の形だということだった。他にまだ3カ国の国の形をくり抜いたメニューがあるらしい。

          
        ※ 木製のメニューの真ん中のくり抜いた形がウガンダの国の形である。

 旅が好きな人、外国に憧れる人、外国に行こうと思っている人などには多くの情報に接することのできる格好のカフェなのかもしれない。

【The WORLD BOOKS & CAFE データ】
札幌市中央区南1条西1丁目 大沢ビル5F
電  話 011-206-7376
営業時間 11:30~23:00
定休日  なし(一部期間を除く)
座  席 30席
駐車場  なし
入店日  ‘11/09/04