田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌地下道ウォーク

2011-04-09 21:39:29 | 札幌ウォーク & Other Walk
 札幌駅前通地下歩行空間が開通したことは既にレポートした。(3/13)そこで考えたが、「地下道だけを歩くことでどれくらいの距離になるのだろうか?」ということだった。思い立ったら即実行!さっそく歩いてみた。

 札幌駅前通の地下歩行空間が開通したとき、「これで雪が積もっている冬期間でも安心してウォーキングができる」といった新聞記事を見かけ、「あゝ、そんな利用の仕方もあるんだぁ~」と思ったものでした。
 そのことが記憶に残っていて、「いったいどれくらいの距離になるんだろう?」と気になりだしたら、確かめずにはいられない私です。早速実行に移したというわけです。
4月7日(木)自宅を出て、私のところから最も近くになる北1条西6丁目の「北1条地下駐車場通路」から地下に潜った。

        
        ※ 北1条西6丁目にある地下駐車場通路に下りる入口です。

 その後の経路は、駅前の地下歩行空間が開通したときに入手したマップに私が稚拙な技で経路を描いてみたので、写真を見てほしい。青線が私の歩いた経路である。分かりにくいが矢印状のものを描いたので、進行方向も分かっていただけるだろう。
 距離はいちいちメジャーで測るわけにはいかないから、歩測でおおよその距離を出した。

  
 

 スタートして「北1条地下駐車場通路」から「札幌駅前通地下歩行空間」に入り、地下鉄の「南北線札幌駅」から「東豊線札幌駅」への連絡通路を経て、さらに先に進むというジグザグ路の終点「北7条西1丁目」の出口まで約1.2Kあった。

        
        ※ 駅前通地下歩行空間は相変わらずの賑わいだった。        

        
      ※ 地下鉄南北線札幌駅から東豊線札幌駅に通ずる連絡路です。

 出口からそのままコースを南北線札幌駅まで戻り、今度は札幌駅の西側にセンチュリーホテルまで伸びる通路を通り、引き返してそのまま東側のエスタビルまで行き、そこからJR札幌駅北口地下歩道に向かい、エルプラザ入口のところで距離を測ると、「北7条西1丁目」出口のところから約1.9Kだった。
 ここでの反省だが、センチュリーホテルの地下部分は確かに誰でも通れる空間だが、ウォーキングにはホテル前のところで折り返すほうが相応しいのではと思った。

        
        ※ 札幌の地下道の北端にあたるエルプラザ入口です。

 さて、エルプラザ前からは一直線に地下鉄ススキノ駅まで地下歩行空間が伸びている。私も一気に真っ直ぐ歩いた。人気のあまりないJR札幌駅北口地下歩道、JR札幌駅地下の商業施設パセオ(?)、地下鉄南北線札幌駅、駅前通歩行空間、地下鉄大通駅、そして地下商業施設のポールタウン、地下鉄ススキノ駅と、その時々表情を変えながら一直線に続いている。この一直線の距離は私の歩測では約1.5Kであった。

        
       ※ ポールタウンはいつものとおり多くの人が通行していました。

        
        ※ 地下歩道の南端にあたる地下鉄ススキノ駅改札口です。  

 ススキノ駅から折り返し、ポータウンを通過しオーロラタウンの横にできた通路を今度は地下鉄バスセンター駅まで通ずる地下道を行く。突き当りの「大通東8丁目」の出口のところから折り返して、地下鉄大通駅まで戻り、最後は駅前通地下歩行空間から「北1条地下駐車場通路」に入り、最初に潜った北1条西6丁目のところから地上に出た。

        
      ※ こちらはあまり人通りのない地下鉄バスセンターに通ずる通路です。

        
        ※ オーロラタウンは床の張替え工事中でした。

 結局、この間私の歩測で12,890歩、約7.7Kと出た。
 結構な距離である。私はこの日通勤用の軽い靴だったが、ウォーキングシューズではなかった。すると、床が地下道特有の平坦で硬いためウォーキング後にはかなり足底に疲れを感じた。やはりこれだけの距離を歩くにはウォーキングシューズが適しているようだ。
 また、一つ感じたのは場所によって温度差がかなりあることに気付いた。特に冬期間は商業施設のところとそうでないところでは相当に温度差がありそうだ。
        
 果たして札幌の地下道がウォーキングに適しているのか否か?
 私はやや否定的な見方をする。やはりウォーキングは自然の移ろいを肌で感じながらするのが相応しいのではないか。例え冬でも雪道の中を寒さを感じながら歩くのが本来のウォーキングのような気がするのだが…。