田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

屋久島・種子島紀行を振り返る Ⅷ

2010-03-16 16:22:45 | 道外の旅

屋久島の食

  毎日の夕食が楽しみだった。毎夕地元の新鮮な食材を提供してくれた民宿の食事には大満足だった。

 今回の旅は、ツアー会社が飛行機(船)・宿・食事の全てをパックしたものだった。
 したがって、宿はツアー会社が指定した民宿「やくすぎ荘」、そして朝夕食付きのコースだった。
 民宿そのものはお世辞にも立派とは言いかねるものだったが、私たちのような中高年の登山客を中心にとても繁盛している民宿だった。

 部屋は民宿そのものという感じだったが、食事が思いの外良い内容で毎日の夕食が楽しみだった。
 私を満足させてくれたのは、毎夕食のメインディッシュ(民宿の料理の場合は主菜と称した方が相応しいかな?)が異なっていたことだ。良く見ていると、宿泊数によって提供する料理の内容を変えるという細かな配慮をしていたようだ。
 またその料理をちょっとお年を召したお姉さん(?)が「はい、これは○○です」と説明しながら配膳してくれるのが嬉しかった。

 日替わりのメインディッシュ(主菜)を羅列してみる。

◇3月4日(木) *トビウオの唐揚げ *カンパチのお造り
 
          
          ※ 左側の大皿がトビウオの唐揚、中ほどに薩摩揚げが見えます。          

◇3月5日(金) *黒豚のヒレカツ *カンパチのお造り 

          
          ※ 写真を撮り忘れて少し箸をつけちゃいました。大皿が黒
           豚のヒレカツ、中ほどに水イカの酢の物があります。

◇3月6日(土) *シイラ(マンビキ)の揚げ物 *イシアラのお造り  

          
          ※ 刺し身はいずれも新鮮でした。中ほどにサバ節の煮物があります。

◇3月7日(日) *チキンソテー *天然鯛のお造り  
          
          ※ 写真上の小鉢が屋久島の超軟水で作った「屋久島豆腐」です。

という具合であった。
 メインディッシュ(主菜)の他にも屋久島名物のサバ節の煮物、水イカの酢物、薩摩揚げ、屋久島の豆腐などが出たりと副菜も充実していたので、ご飯をいただかなくても十分に舌もお腹も満足するものだった。

 一般的に「北海道の食材に優るものはない」と、旅に出た道産子が嘆いて帰ってくることが多いが、今回はそのようなことはなく南の食に十分満足できた旅だった。