田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 65 中央区・再発見!コース 後編

2009-04-08 19:32:45 | 札幌ウォーク & Other Walk
 中央区・再発見!中央区メインコース(マップはこちらは、後半もなかなか興味深い光景が展開されました。

 狸小路7丁目から4丁目まで、狸小路を縦断します。
 狸小路も中心部に向かうにつれ、徐々に華やかな感じとなってきますが、朝の時間帯なので商店街もまだ開店前の準備の最中といった感じでした。
        
        ※ 狸小路5丁目 7丁目と比べると洗練されていますね。        

 そうした中、5丁目にさしかかると「WINS札幌」という建物の前の人の行き来が目立ちました。「WINS札幌」とはJRAの場外馬券売り場です。
 狸小路を通るときに目にする建物でしたが、入ったことはありませんでした。
 今回思い切って中に入ってみることにしました。
 すると、1階は言うに及ばす、エスカレーターが設置されていて2階、3階にも売り場があることが分かりました。
 休日ということもあったのでしょう。思っていた以上にたくさんの人が競馬を楽しんでいる(?)ことを改めて知りました。
        
     ※ WINS札幌内です。もっとたくさんの人がいるところもあったのですが…

 狸小路4丁目を過ぎると右に折れ、すすき野を経由して真っ直ぐに中島公園を目ざします。この通りは駅前通りと称して、いわゆる札幌のメイン通りと言って良いのでしょう。
 夜にはネオン輝く南4条西3~4丁目の交差点も朝の時間帯はなんとなく気が抜けたビールのような感じです。
        
        ※ もっともネオンが輝くすすき野の交差点です。

 東京以北随一と言われるすすき野歓楽街に入りました。
 朝の歓楽街特有の気怠そうな雰囲気が覆う中、明らかに夜の仕事をしていると思われるお兄さん、お姉さんたちの姿が目立ちます。
 時間的には(10時半頃)少し中途半端な時間にも思えるのですが、一体どこへ向かっていたのでしょうか?
        
        ※ 明るい空の下のすすき野は気の抜けた炭酸のようです。

 道路横に朱色が目立つお寺が目に飛び込んできます。
 石碑には「豊川稲荷」と書かれています。調べたところ曹洞宗の寺院とのことですが、背後には背の高いパーキングビルが聳え立つなど、落ち着いた雰囲気は望むべくもありませんね。
        
        ※ 背後に見えるビルが街中の寺院であることを表しています。

 すすき野地区の南端あたりを鴨々川が流れています。夏には緋鯉がゆったりと泳いでいるのですが、今時期はまだ水面が凍っていましたから緋鯉もどこかで冬休みをしているんでしょうね。
 札幌はその昔、いたるところから伏流水が湧き出ていたそうですが、鴨々川もその一つだと説明された記憶があります。
        
        ※ 鴨々川はまだうっすらと氷に覆われていました。

 やがてコースは中島公園に至ります。
 中島公園も春はまだまだという感じで、雪が目立ち、菖蒲池もすっかり氷に覆われていました。修復なったといわれる「八窓庵」を見たいと思いましたが、八窓庵のある日本庭園が冬期間は閉園したので他日を期すことにしました。
 そしてゴールの札幌コンサートホール「キタラ」の前に立ったのでした。
        
        ※ キタラの周囲もご覧のようにまだ雪に囲まれていました。

 短いながらもなかなか変化に富んだ中央区メインコースでした。

《ウォーク実施日 ‘09/03/28》