やりたいこと

【１０年経ったら】

『今日、いじめられて、泣いてもいい。

泣いてもいいけど、

死ぬな。

来年になったら君の方が
強いかもしれないじゃないか。

１０年たったら、
いよいよ分からないじゃないか。

子どもたちにいいたいのは、
「君たちは生きるために生まれてきたんで、
死ぬために生まれてきたんじゃないぞ」

ということです。』

（松本零士 漫画家)



◆◆働く環境をよくしたい

昨日は、私の創業の精神について書きましたが、今日は私が社長の間に成し遂げたいことのひとつを書きます。というか宣言します。

それは…
外食で働く人たちの環境をよくしたいということです。

働く時間を短くしたい。
給与水準を上げたい。
休みを多くとれるようにしてあげたい。


しかしながら…
今、私たちのような中小零細に働きに来る社員さんの多くは、将来自分の店が持ちたいという夢を持って入ってくるスタッフが多いです。

朝一番のランチの準備から、ディナータイムのラスト業務まで、きっちり学ぶとなると労働時間は長くなります。


私たちの修業時代は、朝からラストまでが当たり前で、和食の職人などは朝の市場の仕入れまで入れると、洋食とは比べものにならないような時間でした。

私も修業時代は、率先して長い時間働かせてもらいました。

誰よりも早く覚えたいという欲求がありましたからね。

しかし、現代ではそうはいきません。

また、給与も他よりよく支給したいということを実現するためには、現場での生産性、いわゆる仕込みや準備などの大幅なレベルアップが必要です。

何故なら、利益がでないと給与をアップできないからです。


あれを立てれば、これが立たず。
これを立てれば、あれが立たず。

と大きな矛盾を抱えていますが、なんとしても変革させたいと強く思っています。

労働条件がよくなって、さらに現場力が上がる。

そんな改革がしたいです。

それが私の兄への一番の恩返しだと思っています。