自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々
「子どもが10人生まれたよ」
冬は嬉しくて
木枯らしピューピュー
吹きまくる。
あまり勢いよく吹いたので
子どもがひとり
ピューと春まで飛ばされたよ。
飛ばされた子どもは
悲しくてピーピー
泣いたものだから
春がなんだか肌寒い。
見かねた春は
冬への道を教えたよ。
冬の子どもは
時々ピーピー泣きながら
夏と秋を通って帰ってきたよ。
冬に帰った冬の子は
途中で体が温まり
小春日和になったとさ。
フリージア〈アヤメ科〉
copyright Maoko Nakamura
ありがとうございます。
あまりにも寒いので
こんなことを考えてみました。