今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

原発のお話

2011-12-03 18:54:02 | インポート

地震が多い島国の

津波の危険がある海の側に

「核兵器製造の経済的・

技術的ポテンシャルを保持する」ために

あれよ、あれよという間に建てられた

原子力発電所。

けれどプルトニウムを造りすぎ

困ったげくにプルサーマル。

灯油にガソリンを加えてストーブで燃やすごとく

ウランにプルトニウムを加えて

原子炉で燃やすことを考える。

電力会社いわく

「3分の1までのプルトニウムなら安全です」。

国際的な取り決めで持っていることも許されず

かといって捨てるところも見つからず・・・

半分に減るのに2万4,000年もかかるプルトニウム。

「安全でクリーンなエネルギー」のはずなのに

過疎地の

さらに人の少ない場所を選んで

あれよ、あれよという間に建てられた

原子力発電所。

それぞれの地域で、今、訣別の時。

*小出裕章氏講演会より

Photo

ブラックベリーの葉〈バラ科〉

copyright Maoko Nakamura