詩の現場

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一瞬の可能性

2013-09-20 | トークタイム
今日は、仕事が半分お休み。
やることを猛ダッシュですませて
フと、外に出た。

ヨーロッパなら石畳の片隅‥
この辺りではさしづめ、路上、いや
人目があるので、公園のような所でもいい。
あぐらをかいて、ボーッとする場所を見つける。

風を感じたり、
地面に生える草のちがいを、目で追ったり。
そうしていると
地面に触れている体の一部分から、
根っ子が生えていてもおかしくないな、とか
肩甲骨の辺りから、羽が生えていたとしても
不思議じゃないな、と
想像できるようになった。

たまたま人間の形をしているけれど、
今、一緒に生きている全ての形に
私はなれる可能性だって、あったのさ‥。

可能性ってステキなことだ。
そう思ったら、
すがすがしい風が、胸の奥まで入り込んできて
スクっと立ちあがって、歩きだすことができた。

一瞬、でいいのだ。
自然の中での自分を
感じられる時間を持てるってことが。



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