詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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光は氷さえも溶かしていく

2014-03-09 | フリー Poem
どんな小さな隙間でも
見つける光
閉ざす部屋の
鍵穴を覗いた と思うと
ロックは一瞬で
解除させられる

うずくまる誰かの背中越しに
扉を開けた男の腕の先に
太陽はなだれこんでくる

光は justice
光は やさしさ
光は あこがれ
光は私の 昨日から今日

何も話したくない日に
沈黙の場所に
いつまで佇めというのだろう
陽の方向へ 時計は進み
暗闇の約束など すぐに消えるはず
光は氷さえも溶かしていく



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