緑の季節

今日は風があるので、お散歩も暑くはありません。
山の方を見ると、緑が日に日に色鮮やかになって行っているのがよく分かります。
鮮やかな緑は、優しい気持を運んで来てくれます。

　　　　　　　　　　

誰もいないので、アンのリードを放しました。
アンはリードをじっと見つめて、リードが放されたのを確認した様子ですが、私が立ち止まっているので、アンも私を見上げたまま動きません。

「走らないの？」
「1人で向うまで行って来れば？」と言っても、動こうとしません。

リードを持って私が動き出すと、アンも歩き出しました。
どこかへ行ってしまう心配のない、いい子です。

　　　　　　　　　　

緑のある所は、緑がみんな生き生きしていて、『生きてます！』って言っている様です。
ほんと、みんな頑張って生きてます。

　　　　　　　　　　

アトムはいつも、何をしている時も、楽しそうじゃありません。
弟といる時以外は、楽しい顔は見せません。

昨晩、絨毯の上に座っていると、アトムが横に寝転がったので、撫で撫でをしてあげました。
足の裏や背中など、いろんな所を少しずつ撫でてから知らん顔をすると、前足を伸ばしてきて「もっと、して！」と言うのですが、顔はちっとも嬉しそうでも、楽しそうでもないのです。

「もっと、撫でて！」のしぐさも、マリーやアンと違って、とっても態度が大きくて、命令をしている様に見えます。
『もっと嬉しそうにすればいいのに。。。』って思いますが、それもアトムの性格なのかも知れません。

　　　　　　　　　　

マリーは、家を出た所から走り回って、吠えまわっています。
いつまで経っても、落ち着いた所のない子です。
仔犬の時のままです。

「静かに！」
「吠えないで！」
毎日何度もマリーに言っている言葉です。

娘が家にいると、娘の行く所はどこへでもついて行って、娘が座ると膝に飛び載って、ず～っと娘の傍にいます。

「こんなに可愛い子はいないよね。」
「こんなに可愛い子が、我が家に来てくれたなんて、ほんと感謝やわ。」
って、毎日の様に娘は言います。

『もう少し吠えない子になってくれると、もっと可愛いいのに。。。』って、毎日の様に私は心の中で呟いています。


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