日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

慌ただしかった1年が終って

2020年12月30日 14時05分00秒 | 日々の暮らし

今日から寒くなるという天気予報通りに・・・寒い1日が始まりました。

リビング入り口のゲート・・・ワンちゃん用おトイレ・・・リビングに敷いてあったジョイントマット・・・ワンちゃん用お水飲み場・・・ピアノの椅子の下に置いていたワンちゃん用ベッド・・・マリーを亡くして、それらすべてを取り払ってしまうと、家の中は何もかもがなくなってしまった様な感じがします。

          

1日に何度も、ピアノの下に目が行きますが・・・マリーはそこにはいません。

いないのが当たり前なのですが・・・いない事が、何か不思議な気持ちがします。
主人と2人で出掛けて帰って来て玄関を開けると、静まり返ったリビングに何の気配もありません。
眠っている時間の多かったマリーですが、マリーがそこにいるという気配は、外出して帰って来た時には必ず感じていました。
それがないので、
『本当に、マリーはいなくなったんだ・・・』
と強く感じざる得ないのが、とっても悲しくて寂しいです。

去年アンを亡くしてから、本当に慌ただしい日々が続いて・・・気がつけば、マリーがいなくなってしまいました。

          

マリーが大好きだった絨毯の上の陽だまり。
そこは今日も暖かです。

リー、ナナ、アン、マリーの4人に、幸せな日々を過ごさせてもらった事を、本当に感謝しています。
これから、4人の事を絶えず背(どうして背なのかは、自分でも分からないのですが、常に背に4人がいるのを感じています。)に感じながら、力をもらって後押ししてもらって暮らして行きたいと思っています。

          

何にもなくなってしまったというこの空虚感を、また幸せな日々で埋めて行ける様に努力したいです。

4人目のアンを飼い始めた頃、
『玄関ドアを開ければ、我が家の幸せがお外に溢れ出る・・・。』
『家中に幸せが一杯詰まってる・・・。』
って思っていたあの頃。
『あの幸せな気持ちを再び心に感じられる様に、前向きに暮らして行きたい・・・。』
と思っています。

          

1年間ブログを読んでくださった人達に、心から感謝しています。

本当にありがとうございました。
コロナで大変な1年間でした。

「すべての人達に、来年はもっともっとたくさんの幸せが訪れますように!!」 


シーズー マリーの死

2020年12月27日 10時08分00秒 | 日々の暮らし

いつもブログを読んでくださっている皆様に。

25日未明に、シーズーのマリーが死去しました。
アンも・・・アトムも・・・マリーも・・・みんないなくなってしまいました。

マリーは16歳6ヶ月、天寿全うの老衰死です。

17日頃から、ご飯を食べなくなり、お水も飲まなくなってしまって・・・。
それでも立ち上がろうとしたりして、手助けして立ち上がらせると、少し歩いたりもしていました。

「水だけでも飲ませないと・・・。」
って主人はマリーを抱きかかえて、お水を飲む様にと試みていましたが、マリーは飲みませんでした。

立ち上がろうとしても、脚がもつれて立ち上がる事もできなくなりました。
マリーが何かをしようとしている時には手助けをしましたが、後はマリーが好きな様にさせていました。

          

写真(↑)は21日のもので、(この写真が最後に写したマリーの写真です。下の写真は、すべて若い頃のマリーです。)朝起きると、マリーがベッドから自分の力で絨毯の端まで移動していました。

22日からは、ベッドの中で上半身を使って、身体を左右に移動させることしかできなくなっていました。
23日、オムツを替えるのも嫌がって・・・娘と主人と私の3人でおむつ替えをしようとした時、マリーは初めて唸って、私達を悲しそうな目で見ました。
「もう放っておいて欲しい・・・。」
「もうこれ以上は、みんなに迷惑をかけたくない・・・。」
ってマリーが心から訴えている様に見えました。

          

「構わないで欲しい!」オーラを出しているマリーなので、マリーが思う様に、好きな様にさせてあげるのが、一番いいと思いました。
マリーが亡くなる時、私達に看取って欲しいならきっと声を上げるだろうし、1人がいいのならきっとそのまま静かに逝ってしまうんだろうと思いました。

なので、おむつを替えるのも止めました。

24日、娘達は哲君が帰って来るので家に戻り、夜は主人と私とマリーだけになりました。
マリーはベッドの中で、時々頭を持ち上げたり、手を伸ばしたり、脚を動かしたりしています。
12時前に、マリーに「おやすみ」を言ってから私達は寝室に行き、眠りました。

          

25日、朝6時におトイレに行って、いつも通りに、ピアノの椅子の下にあるベッドで眠っているマリーをガラス戸越しに確認しました。
昨晩眠っていた状態と同じ格好に見えましたが、何かが違う様な気がして・・・。
リビングに行ってマリーを触ると、冷たくなっていました。

マリーらしい最期だと思います。

             

マリーが大好きだった松ぼっくりも棺に入れました。
今朝、娘が泣きながら、松ぼっくりの小道(↑)から拾って来てくれた松ぼっくりです。

長い間お散歩にも行けなかったので、松ぼっくりを咥えるマリーらしい姿も、遠い昔の事の様に思えます。

          

マリーの弱って行く姿を毎日見ながら、マリーの芯の強さを見たような気がします。
気が強くて、怒り虫で・・・喜びは、太い尻尾を大きく振りながら、本当に嬉しそうに表現する子でした。

振り返って考えてみると、やっぱりマリーは1年前アンを亡くしてから弱って行った様に思います。
アンの最期の日、娘が来た時アンとマリーは飛び跳ねながら、娘の後をついて行っていました。
『アンが亡くなってから、マリーのそんな姿を見た事がなかった・・・。』
って事に気がつきました。

いつもアンが乗っていたソファを見上げながら、アンがいない事を実感したマリーは、「1人になったんだ」って事を覚悟したのだと思います。
※「マリーの後姿
弱って行く日々の中でも、マリーは甘えることなく、自分の力で頑張り続けました。

ご飯を立って食べられなくなったので、腰を持って手助けしてあげると、必死になって自分の力だけで立とうとしたり・・・マリーは、諦めずに精一杯の努力をしていました。

          

飼い始めた時、本当に凶暴で手の掛かる子で・・・毎日が大変でした。
泣きそうになりながら、マリーに言い聞かる日々が続きました。
あの頃の事を、マリーは覚えているのかも知れません。

子供に言って聞かせるのと同じ様に、分かり易い言葉で何度も何度も言って聞かせて・・・やっとマリーが心穏やかになって、落ち着いて生活ができる様になりました。
そんなマリーでしたが、いい子に育ってくれました。

「お母さんをあんなに困らせたのだから、亡くなる時には困らせないでおこう。」
ってマリーは、心に決めていたのかも知れません。
マリーのそんな気持ちを、きちんと受け取ってあげられた様な気がします。

          

リーがいて・・・ナナがいて・・・アンがいて・・・マリーがいた我が家には、もうワンちゃんは誰もいません。
本当に・・・本当に静かです。

ワンちゃんがいるだけで、空気感は違います。
リーからマリーまでワンちゃん達がいた23年間、ワンちゃん達からたくさんの喜びをもらい、いつも傍にいる気配を感じながら暮らせた事が、どれ程幸せな事だったのかを今つくづく感じています。



片付け

2020年12月12日 13時05分00秒 | 日々の暮らし

今週は、ずっと小春日和の暖かい1週間でした。
今日は、娘達家族は哲君の赴任先の京都に出掛けるので、子供達を預からない久しぶりの休息日になります。

お庭に大好きなチェリーセージを植えたのですが、お花が咲くまでには時間が掛かりそうなので、元気が出る黄色のパンジーを植えてみました。
黄色のお花を見ていると、何故か元気になれます。

昨日もホームセンターに行った時、
『他に、もっと黄色いお花はないのかな?』
って探してみましたが、気に入ったのがありませんでした。

チェリーセージのお花が咲くまで、黄色いお花の種類を増やして植えたいと思っています。

          

先日、ず~っと気になっていたサイドボードの上に置いてある物を、すべて片付けました。

孫達のお薬などが並べられています。
ソファに座って部屋を見渡した時、いらない物が置いていないスッキリとした状態が好きです。

娘の部屋には、主人が白くペイントしてくれた3段の引き出しのラックがあるのですが、中には何にも入っていなくて、まったく使われていません。
使っていない空のラックがあるのに、サイドボードの上にはたくさんの物が載っています。
『それって、おかしくない?』
って思います。

『どうすれば、ラックの引き出しに物を入れてくれる様になるんだろう?』
『引き出しをわざわざ開けて出すよりは、置いてある方が取り易いのに決まっているんだけれど・・・』
『片付いていて欲しい・・・』

孫達のお薬などを、引き出しに片づけて・・・サイドボードには、アートフラワーだけが置いてある様にしました。
『久しぶりに、何も載っていない~!』
それだけで・・・とっても嬉しくなります。

片付いてないのは、やっぱり好きではなくて、きちんとしてあると落ち着きます。

          

先日、本棚を片付けてたくさんの本を「ブックオフ」に売りました。

売っても、大した金額ではないのですが、こんなにたくさんの本を捨てる勇気がありませんでした。
『この本が、誰かに買われて役に立って欲しい。』
っていう気持ちで売りました。

まだまだたくさんの本が残っているのですが、主人が必要だというので置いてあります。
本棚にはたくさんの空間ができたので、今は適当に物を並べ飾っています。
『本が少なくなると、こんな大きな本棚はいらないんだ・・・』

洋服も少しずつ処分していくつもりでいます。
『そしたら、きっと洋服箪笥もいらなくなるんだ・・・』
『いらない物って、たくさんあるんだな。』
・・・・・
『本当に必要な物だけに囲まれて暮らすとすれば?』
『少しの物があればいいって事なのかな?』

          

マリーは一度寝転んだ場所から、1日中ほとんど場所を変えずに眠っています。

でも、私達が食事をする時間になると、私の椅子の下辺りに移動して来て寝転びます。
マリーを踏んづけない様に、注意しながら食事をします。

えいちゃんも私達の食事が始まると、大きな声で泣き始めます。
マリーもえいちゃんも、みんなが食事をしているって事が分かっているみたいです。

          

この頃、しょうちゃんはマリーが近寄って行くと、撫で撫でしてくれます。
「マリー、かわいいね。」
って言っています。

しょうちゃんは、だんだんとえいちゃんの存在を認識してきたみたいで、えいちゃんに対抗意識を持っている様子です。
私がしょうちゃんと並んで座ってYouTubeを見ている時に、泣き出したえいちゃんをあやすために椅子から離れようとすると、しょうちゃんは私の手を握って離さなくなります。
しょうちゃんにもえいちゃんにも、みんな同じ様に接しているのに、しょうちゃんはみんながえいちゃんばかりを見ていると思っているみたいです。

幼いしょうちゃんのこんな気持ちを傷つけない様にしながら、
『優しい気持ちを持ったお兄ちゃんに育ててあげたいな。』
って思います。


アトムも亡くなって・・・

2020年12月06日 14時40分00秒 | 日々の暮らし

朝はとっても冷たい空気・・・ウォーキングには手袋が必要になって来ました。
陽射しが、リビングに置いてあるピアノの所まで伸びて来ました。
毎朝、お水で顔を洗うと、だんだんとお水が冷たくなってきているのを感じます。

『あぁ、もう冬なんだ・・・』
って季節の変化を感じる日々です。

          

今年は娘の出産などでずっと忙しくしていたので、弟(アトムのパパさん)に長い間メールをしていない事に気づきました。
で、先日弟にメールをしました。

マリーの様子を書きながら、
『1歳年上のアトムは、もういないんだろうな・・・』
って思いました。

翌日、弟から返信が来て、
「アトムは4月の末に亡くなりました。」
って書いてありました。

          

『あぁ、やっぱりアトムはいなくなったんだ・・・・』
みんな年老いて亡くなって行きます。
悲しいですが、限りある命なので仕方のない事です。

アトムは寝たきりになってからの生活が長いので、
『17歳4か月の天寿を全うしたアトムを見送った弟は、ホッとしたんだろうな。』
『でも、アトムがいなくなったのは、寂しいだろうな。』
って思います。

          

マリーは後ろ足が弱って来ていますが、食欲はあります。
食事は残さずに、きれいに食べています。

立って食べていても、ちょっと体重の移動をすると、よろけてしまいます。
よろけたマリーを、きちんと立たせてあげて、腰を持って正しい位置に足を移動させてあげると、そのままの姿勢を維持して、食事をします。
ほんのちょっとした事が、上手くできなくなってきています。

身体の調子のいい日と悪い日があって、調子のいい日は弱って来ている足でも、よく歩いています。
目が見え難いので、どうしても隅の方へ隅の方へと行きます。
隅の方が、壁に身体が当たって固定できるので、安心するんだと思います。

ワンちゃんも脚腰がしっかりしている事が、とっても大切なんだと思います。

          

リー、ナナ、アン、アトム、マリー、それぞれの性格について考えてみました。

『リーとアンは、優しいブリーダーさんに可愛がられて育ったんだろうな。』
『2人共、穏やかで素直で優しい子。』
・・・・・
『ナナとアトムは、異常な程怖がりだった。』
『ナナは、私達家族しか受け入れていなかったし・・・』
『アトムは、弟以外は受け入れていなかったな。』
『マリーは、驚く程攻撃的な性格で、一番きつい性格の様に思う。』
『ナナとアトムとマリーは、ブリーダーさんが怖くて厳しかったのかな?』

          

それぞれ生まれ育った環境も違うし・・・育ててくれたブリーダーさんの違いもあるし・・・持って生まれた性格もあるんだとは思うのですが、みんな無垢でいい子で生まれて来たのに、環境などでそれぞれの性格を形成しながら成長して行きます。

生まれて2ヶ月ちょっと、または3ヶ月ちょっとで、我が家の子になったリーとナナとアンとマリー。
アトムは、3ヶ月ちょっとで弟宅の子になりました。

こんな幼い頃に飼い主の所に来たのに、その子の性格の芯になる所が、もうすでにしっかり固まってしまっていて・・・それを修正してあげるには、時間が掛かるって事を、アトムとマリーに教えてもらった様な気がします。

ナナは異常に怖がりなだけで、おとなしくて優しい子だったので、そんなに困った事はありませんでした。
アトムとマリーは、育てるのが本当に大変でした。

          

今朝のウォーキングの時、
『ワンちゃん達と、ここでよく遊んだなぁ~。』
『ワンちゃん達はみんな溌溂として、元気だったな。』
って懐かしい気持ちで川を眺めました。

          

『時は未来から流れてきて、過去はどんどん遠くへ流されて行くんだ・・・。』

そんな事を思いながら、ウォーキングから帰って来ました。

写真は、すべて昔の写真です。
今はもういない、元気だった頃のリー、ナナ、アン、アトム、そして今も元気なマリーが写っています。