日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

名前のお話

2006年05月30日 16時08分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、今日のマリーとアン>

遠い昔の話なのですが、私は娘を出産する時、前置胎盤だったので帝王切開で産みました。
入院する前日、お昼寝している時に夢を見ました。
私の周りに小さい子供が一杯いて、その中の一人が「お母さ~ん!」って呼んだ声に、私が「ゆりちゃ~ん!」って答えているんです。そこで、目が覚めました。

私はお腹が目立つようになってからず~っと、見ず知らずのおばあさんやおばさん達から、「男の子ですね~。」「このお腹から見ると、絶対に男の子ですよ。」って言われ続けていました。
声を掛けてくださる人達は皆、「男の子ですよ。」って言ってくださるので、私も「そうなのかな。」って思っていました。

でも入院前日の夢に出てきたのは女の子だったので、ひょっとしたら女の子かもしれないと思って、出産日記を書くノートはピンク色を買いました。

夢で見た通りに、女の子が産まれたました。
夢の中で私が呼んだ「ゆりちゃん」という名前にしたいと思って、「ゆりこ」でも「ゆり」でもいいから、苗字にあった画数の漢字を付けたいと思いました。
でも画数が合うのがないと母に言われて、娘には違う名前を付けることになりました。

私の中で「ゆりちゃん」って名前が心から離れずに残っていたので、リーを飼った時にその名前「ゆり」から「リー」と名づけました。

次にワンちゃんを飼った時は、可愛い名前の「ナナ」か「モモ」がいいと、娘と犬を飼う前から名前を決めていましたので、「ナナ」と名づけました。

リーとナナがあまりにも可愛いので、HPを作って二人の写真を載せたいと思いパソコン教室に通いました。
HPができ上がる前に、リーはいなくなってしまい、マリーがやって来ました。

マリーの名前を考える時に、「リー」という響きをどうしても残しておきたいと思っていろいろ考えた結果、「マリー」と名づけました。
アンの時にも「リー」という響きを入れたかったので、「アンリー」とか考えたのですが、呼びにくいし、ナナだけが違う響きの名前になってしまうので、簡単な方がいいと思って、「アン」と名づけました。

マリーが来た頃に、やっとHPが出来上がって、いろんな所にHPを登録するのには、名前が必要だと知りました。
インターネットのこともよく分かっていなかったし、ましてやハンドルネームが何なのかも全く分からないままのスタートだったので、ハンドルネームは「リーとナナとマリー」の名前を合わせて「maleena」にすることにしました。
この名前がその後ずっとついてくるものだとは、思っていなかったので、とっても単純に決めてしまって。。。

その後にアンが来たので、アンの名前はハンドルネームには入っていません。

ナナがいなくなって悲しんでいる時に、お友達がメールで教えて下さいました。
「maleenaさんの中には、アンちゃんも入っているよ。マリーナさんの中には、いつも4人が一緒にいるよ。」って。
「リーちゃん達はmaleena→の方向に、アンちゃんは犬種が違うから反対側から読むとmaleena←anちゃんも入っているよ。」って教えて下さいました。

そうなんです、アンも入っているんです。
maleenaの名前の中には、4人の名前がきちんと入っているんです。
全く気付いていなかったので、教えていただいた時には何かとても嬉しくて。。。

「マリーナ」という響きは、私の持ってる雰囲気とはまるで違うものなので、もっと私に合った名前を付ければよかったのにと、いつも後悔していました。
呼ばれると、何か違和感があって、しっくりしませんでした。

でも4人の名前が入っていると思うと、私1人の名前じゃなくて、4人を抱えての私の名前だと思うと、何か嬉しい気がします。
これからもず~っと4人は、私maleenaと一緒です。


                  
                   <じゃれあう二人>

                  

                  





ナナの49日

2006年05月27日 16時48分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、リーとナナとピンクのバラ>

今日はナナの49日です。
曇りから雨という天気予報でしたが、朝から何か嬉しくて心が弾むので、「今日は絶対に晴れる!」って思っていたら、太陽が覗くようになりました。
「やっぱり、ナナに通じてる。」そう思っただけで胸が一杯です。

太陽が大好きな私は嬉しくって、風が通り抜けるように窓を全部開け放しました。
とっても気持ちのいい風が、家の中を通り抜けて行きます。
風が入ってくる南側のガラス戸の所に、ナナとリーの写真と頂いたピンクのバラのお花を飾りました。
(いつもは南側の景色が見える床の間に、りーとナナの写真は飾ってあります。)

写真を撮ろうと思ったら、呼んでないのにアンが来て、ナナとリーの写真を眺めているのでアンも一緒に写しました。
アンには今日がナナの49日って分かるのかな?
離れた所にいたマリーも呼んで、四人での記念撮影をしておきました。

                  

                  

                  

リーの49日の時には、何にも考えられなかったので、ただ49日になったら天国に行くんだと思っていたのですが、「動物も人間と同じなんだろうか?」と、ふと考えてしまいました。

人間と違ってワンちゃん達は、閻魔様の前で裁きを受けないといけないような悪い事は何もしてないので、人間とは違うんじゃないのかなって気もします。

虹の橋」にいるのかなとも思いましたが、我が家はリーの時と同じように、49日を大きな心の区切りにすることにしました。

49日までの毎日、娘がナナにご飯を作って、供えてくれていました。
「49日に天国に行ってリーに会えるまで、ナナが毎日しっかりと一人の旅を歩き続けれるように!」と娘が気持ちを込めて、作っていました。
(リーの時には私が作ったのですが、娘が「ナナのは私が作る!」と言うので、ずっと作ってもらっていました。)

娘の気持ちも、ナナにはきちんと届いていると思います。
ナナがリーと会えて喜んでる姿を、娘は何度も夢で見ているようです。

リーとナナが一緒にいるから、私達はそれで十分です。

私達からリーとナナの姿は見えませんが、きっとリーとナナからは私達が見えているんだろうと思います。
そして、何かあったときには、また風になって返事や想いを運んで来てくれると私は信じています。






ワクチン

2006年05月22日 18時10分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、ソファでのマリーとアン>

今日はナナを亡くしてから、初めての病院です。
ずっと延ばし延ばしにしていたアンのワクチンと、フィラリアの血液検査です。
娘がマリーを、私がアンを抱いて、タクシーに乗って行ってきました。

病院は、思ったよりも空いていました。
でも私達の後にどんどん増えてきて、すぐに待合室は一杯になりました。
私は先生に、ナナに送ってくださったお花のお礼と、夜中に電話で応対してくださったお礼を伝えました。
先生は「症状の現れない子の病気の判断は、とっても難しいです。」っておっしゃっていましたが、本当にそうだと思います。
人間は「ここが痛い。」とか「ここが変。」って痛い場所を言えるので、病気の判断が可能なんだと思います。

私は先生に伝えたい事が一杯ありましたが、待合室で待ってられる人がたくさんいらっしゃたので、ナナのことで時間を取ってはいけないと思って、早口で話しました。
でも先生はいつもの様にゆっくり考えて、言葉を選んで、ゆっくり話されるので、私はだんだんと早口になってしまいました。(帰り道、娘に「お母さん、しゃべるの早すぎ。」と注意されました。)
でも話のすべてを、きちんと聞いてくださる先生です。

ナナの話が終わって、アンの検診です。
アンの前足から血をとる時に、マリーは「アンに何をするの!」って言っているかのように、ずっと先生に向かって怒っていました。
マリーの番になって、先生に「針を刺す時がチクリとして痛いと思いますが、マリーちゃん頑張って。」って言われてる時に「ワン!」って大きな声で吠えました。
その後、針を刺す時はじっとして痛がりもせずにおとなしくしていましたが、終わったらまた吠えて怒っていました。
いつも通りの怒り虫マリーです。

                  

                  

体重測定は、マリー6.5kg、アン7.1kgです。
二人とも、0.3kg増えていました。
やっぱりアンの体重が増えて、大きくなっていました。
マリーは増えなくてもいいんだけれど。。。
でも心配していたマリーは、肥満じゃないみたいです。
「6kg~6.5kgの間だと、心配しなくても大丈夫です。」って言われてホッとしました。


                    
            <風の写真を撮りたかったのですが。。。>

今日は一日中とってもいい風が、家の中を吹き抜けていました。
こんな気持のいい風は、リーとナナ。

ナナが「ありがとう!」って言っているようです。
昨日の私の気持が、伝わったのだと思っています。
ナナの事を考えて、一生懸命の一日でした。
私の大好きな風になって、ナナが「ありがとう!」の返事をくれたんだと思っています。

通じてるって事が、とっても嬉しくて幸せです。

アンの食事

2006年05月21日 20時25分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、川でのマリーとアン>

今日は久しぶりに、朝からいいお天気です。
雨の日が多かったせいか、今朝の川は音を立てて流れていました。
アンは耳がいいので、凄い音に聞こえるのか、呆然と川を眺めていました。
本当に久しぶりに、気持のいいお散歩ができて良かったです。

                  


                  

食事ですが、ナナがアレルギーを持っていたので、リーが生きてる時から、我が家は殆ど手作り食にしていました。
でもマリーもアンもアレルギーがないので、ドッグフードに切り替える事にしました。

このところアンは、晩ご飯を2回に分けて、食べる様になりました。
だいたい半分位食べると1回目がお終いで、フードボールから離れてソファの方に行ってしまいます。(4時半頃)

アンが残したフードは、カウンターの上に置いておきます。
アンはお腹が空いてくると「ご飯ちょうだい!」と言って、カウンターの前に座って、カウンターを見上げます。
フードボールを下ろして差し出すと、今度は残したものをすべて食べます。
これがアンの2回目の食事で、食事終了です。(9時頃)

マリーは1回で完食なので、アンが2回目の食事をしている時は、アンの後ろに座ってずっと見ています。

アンが食事を2回に分けて食べるようになった頃、マリーは「私も食べる!」と欲しがったのですが、「アンはさっき半分しか食べなかったでしょ。今残りを食べてるからね。マリーはさっき、全部食べたからもうないよ。」と、言って聞かせたら理解できたようで、欲しがらずにアンが終わるまで、アンの後ろに座って待つ様になりました。

アンが全部食べ終わると、マリーは私を見て「食べてもいい?」って顔をするので、「食べてもいいよ。」って言うと、マリーはアンのフードボールをきれいに舐めて、ピカピカにしてくれます。

アンはマリーと違って、とっても少食です。(1回に食べれる量が、少ないみたいです。)
朝も、ジャーキーは欲しがりますが、フードはほとんど食べません。
マリーは、朝から食欲旺盛で、出されたものはすべて食べます。
対照的な二人です。

マリーの体重が増えないように、朝のフードは控えています。
アンの体重は量っていないのですが、何となくがっしりしてきたように思います。
ワクチンを打ちに行かないと駄目なので、その時に体重測定をしてもらおうと思っています。



二人と二人

2006年05月18日 18時55分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、ベットで眠るマリー、アン>

ナナがいなくなってから、ナナのベットで二人が仲良く眠ってることが多くなりました。
リーとナナはこんな風に、いつも一つのベットで二人で眠っていました。
(リーとナナはもっと身体が小さかったので、ベットの中にきちんと納まっていましたが、マリーとアンは大きいのでベットからはみ出しています。)

ず~っと、マリーとアンはベットに見向きしなかったので、娘がナナだけに買ってあげたベットです。
「こんなに気に入って使って貰えたら、ナナに買ってあげた甲斐があるわ。」って娘が喜ぶほど、ナナは気に入っていました。
リビングに置いてあるので、ナナは寝室にいるのが飽きたらリビングに来て、このベットの中でお昼寝をしていました。

今は殆どアンが使っています。
アンはナナと似ていて(神経の細い所、気持の優しいところも似ています。)、ナナと同じように、寝室に行ったりリビングのこのベットに寝たりしています。

マリーはリーと似ていて(性格はまるで違います。リーはもっと穏やかな性格でした。)、リーと同じようにマリーも、大抵私がいる場所の近くにいます。
マリーは、私の傍にいるのが任務だと思っているのか?私を常に守っているつもりなのか?よく分かりませんが、一人で寝室に行ってしまったりすることは、絶対にありません。

リーとマリーは「ご飯よ!」って言うと喜んで飛んできました。
ナナとアンはそれほど嬉しそうにはしません。(食事には、あまり興味がないのです。)
そんな所も、それぞれがよく似ています。

リーとナナ、マリーとアンの在り様が、本当によく似ています。
だからナナがいなくなって、マリーとアンの二人になってからは、リーとナナの二人を飼い始めた頃に、また戻ったような気がしています。
何かとっても不思議な気持です。

                  
                    <リーとナナ>


                            
                    <アンとマリー>

今日から。。。

2006年05月15日 17時19分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、川で休憩中のマリー、アン>

今日から、スタートです。
「気持を入れ替えて、スタートね。」って娘も早起きをして規則正しい生活をするために、毎日お散歩に一緒に行ってくれることになりました。

お天気もよくて、スタートにはとってもいい日です。
いつも通りの川へのお散歩です。

階段を下りて川に着くとすぐに、チワワ君が走って寄ってきて(飼い主さんは、離れた所でお友達とおしゃべりされてました。)、マリーとアンにクンクンを始めました。
チワワ君はアンよりもマリーの方が気に入ったみたいで、マリーの顔の近くを何度もクンクンしていました。
いつもだとマリーは唸って怒るのに、今日は何故かおとなしく、されるままにじっとしていました。
そしたら突然、チワワ君が吠えてマリーの顔の辺りに飛びついて、噛みました。
身軽なチワワ君は、動き回って飛びついて何度も噛んでくるので、娘が慌ててマリーを抱き上げたら、飼い主さんが飛んで来て「ごめんなさいね、この子気が強いものだから。」って抱き上げて謝ってくださいました。
怪我はしていないので、大丈夫です。

マリーが、アンにいつもしている事です。
マリーは機嫌が悪い時は、唸りながらアンの顔を噛みに行きます。
アンはマリーの好きにさせて、相手をしません。

マリーはそんなこと誰にもされた事がないので、とっても驚いたようです。
そのあと、お散歩の間中、ず~っとマリーの尻尾は下がったままでした。
マリーは、アンの気持が少しは分かったのかしら?って思います。

                
            
         (写真をクリックしてください。大きくなります)

                

         <いつもブログを読んでくださっている皆様へ>
ご心配してくださった皆様、支えてくださった皆様に、本当に心から感謝とありがとうを伝えたいです。    ありがとうございました。
ブログ「私の思うこと」に、考えていた事をすべて書いたら、気持ちに区切りがついて、元気になれました。
リーとナナに見守られて、マリーとアンのためにも、以前のように元気でいなければと思って、今日から気持を切り替えて頑張って行こうと決めました。

また、毎日の生活の中の小さな幸せを見つけて、ブログを書いていこうと思っています。これからも、よろしくお願いいたします。



ナナに教えられた事

2006年05月12日 18時13分00秒 | 日々の暮らし

         <写真は、首をかしげているナナ。ナナの可愛い癖でした。>

ナナが死んで1ヶ月が過ぎました。
この1ヶ月の間、絶えず私の頭の中で考えていた事を、書いておきます。

・土曜日に病院へ行った時に、ナナのお腹が腫れていたら?
・日曜日の午前中、病院がお休みでなかったら?
・紹介された緊急手術のできる病院がしていたら?
・最後に行こうとした病院まで、ナナの命が持ちこたえていたら?
きっとナナは、私の腕の中ではなく、病院で息が絶えていただろうと思います。
そうだとすると、私の中には一杯の後悔が残ったように思います。

・風邪だと思って、ナナをお散歩に連れて行ってなかったら?
・川での階段の上り下りを「しんどいから、止めておこうね。」と言って止めさせていたら?
きっとナナは、後悔を残して死んでいったように思います。

ナナも私達も後悔しないですむ最後でした。
そんな最後を与えてくれたのは、ナナの考えでありナナの意志だったと思います。

動物は人間と違って、自分の「死の時期」を早くから感じとっているような気がします。
ナナはいつ頃からそれを感じて生きていたんだろうと振り返って、私なりにいろいろ考えてみました。
やはり、リーが死んだ時からだって気がしてなりません。

リーが死んで、私は次のワンちゃんを飼う事にとても焦っていました。
娘が「お母さんが、おかしくなってしまう。」って心配するほど焦っていました。
その時の私は、リーを亡くした寂しさからきているものだと思っていましたが、今考えると次のワンちゃんを飼う事は、ナナの意思だったように思えます。
ナナは自分の命がもう長くないこと、残された時間が少ないことを知っていたから、早く次のワンちゃんを飼うようにと、私を突き動かせていたのではないかと思います。

リーが死んだ時、ナナはリーに「まだ、ナナちゃんはするべきことがあるから、するべきことがすべて終わったら、私の所においでね。」って言われて、リーとの約束をきちんと果たしてからリーの所に行く為に、私達を次のワンちゃんに巡り会わせて、マリーとアンが私達の心の支えになる日まで待っていたように思います。
それが、リーとの約束であるナナのするべきことだったんだと思います。

リーが死んだ時、私は一杯の悔いと、どこにぶつけていいか分からない怒りを持って、毎日涙で暮らしていました。
ナナはそんな私を見ていたから、「自分の時には、お母さんにこんな思いはさせない。」と思って、そんな道を選んでくれたように思えます。
それが、ナナから私への「ありがとう!」の気持だと思います。

あんな小さな身体でいろんな事を考えて、すべてをやり終えて、やり遂げて、ナナは逝きました。

ワンちゃんは飼い主家族に対して、自分が何をどうできるのかをきちんと知って役割をわきまえて生きている動物なんだと、ナナに教えられた気がします。
人間には見えない先のことも、きちんと見えているようにも思います。

ナナの気持を大切にして、私は明日からしっかり頑張ろうと思っています。

          

              


GW

2006年05月09日 09時36分00秒 | 日々の暮らし
                  <写真は、朝陽の中の二人>

5月3日は、雲一つない青空でした。
こんなきれいな青空を見るのは、久しぶりです。
           
    
川へお散歩に行ってから、リーとナナに会いに行ってきました。
「二人一緒だから、心配しなくても大丈夫だよ。」ってリーとナナが言ってくれているような青空で、二人が一緒にいることを確認できたようで、何か安心できてとってもすっきりした気持になれました。


帰ってからドッグランへ。
いつも通りに、マリーはただひたすらボールを追いかけていました。
アンは、マリーにボールを取られてばかりで、おもしろくないのか、途中から走らなくなりました。
               

5月5日、再度山へ。
ここは、リーとナナを連れてよく遊びに行った所です。
広場は、いつ行ってもほとんど人がいなくて、ボールを投げて遊ばせるにはとってもいい場所で、私達のお気に入りの一つでした。
マリーとアンは、この日が初めてです。
          


5月8日、主人は山口へ。
一杯遊んで、一杯お散歩してのGWは終わりました。
本当にお散歩お散歩の毎日だったので、二人とも汚れて汚くなってしまっていたので、娘にシャンプーしてもらって、今日からまた元の生活に戻ります。
               

※マリーとアンは、ナナが死んでから1週間は不調でしたが、今はとっても元気にしています。

いつものように文章を書こうと思いましたが(ナナのことだとすらすら書けるのに。。。)書けないので、写真をたくさん載せることにしました。


風になって。。。

2006年05月02日 07時30分00秒 | 日々の暮らし
                    <写真は、リーとナナ>

ナナが死んで「千の風」を読み直した時、私には何かピンとくるものがありませんでした。
リーの時には、自分の気持ちがぴったり嵌っていたのに。。。

命あるものは、死んでも魂は生き続けていて、私の好きなものになって、必ず会いに来てくれるものだと私はずっと信じています。

空が青くて太陽が輝いてる時に、家の中を通り抜けて行く風が何よりも好きで、そんな時にいつも「何て幸せなんだろう!」っと思っていたので、リーの時にはすぐに「風になって会いに来てくれる。」と思ったのに、ナナの時にはどうしてもそう思えませんでした。

で、「私は風の次に、何が好きなんだろう?ナナは何に形を変えて会いにきてくれるんだろう?」って考えましたが、何も頭に浮かびませんでした。
「どうして?」って思っていたら、前のブログ「ナナに寄せて」を書いている時に分かったんです。
ナナは単独行動のできない子なんです。
いつもリーが傍にいたから、一人って事がないんです。
だから私の好きな風になっても、一人じゃなくて、リーにくっ付いて二人がいつも一緒だから、ナナだけを考えてもピンとこなかったんです。
そう思ったら納得できました。

家の南側をワンちゃんが通って吠える時も、必ずリーを呼びに行ってリーが横に来たのを確認してから、偉そうに吠えていました。
二人は並んで同じ体勢で(前足を敷居に乗せて、背伸びをしているような格好をして)ナナだけが吠えて、リーは付き添い役で傍にいるだけで吠えたりはしません。
私が食べているおやつが欲しい時も、必ずリーを誘って私の傍に来て、リーの前にお座りして先にもらって食べます。
写真を写す時も、リーにくっ付いてリーより必ず少し前に出て写っています。
リーに頼りきっているのに、リーよりいつも少し前にいました。
それがナナの癖で、ナナの定位置でした。

娘が昨日、リーとナナの夢を見たと言っていました。
「二人一緒で、笑っていたよ。」って。

ナナが我が家に来て一番幸せだったことは、きっとリーに出会えたことだと思います。
これからは、大好きなリーとず~っと一緒です。