日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

ナナに寄せて

2006年04月26日 15時00分00秒 | 日々の暮らし

              千の風   あとに残された人へ

                           -作者不詳-

          私の墓前で泣くのはやめてください。
          私はそこにいません。眠ってなんかいません。

          私は千の風となって大空を駆けています。
          私はダイアモンドのきらめきとなって雪に舞っています。
          私は陽の光になって熟した穀物にふりそそいでいます。
          私は優しい秋の雨となっているのです。

          朝の静けさの中、あなたが目覚めるとき
          わき上がる風となって
          小鳥たちを輪を描いて舞わせます。
          私は夜に輝く静かな星となって、あなたを見守っています。

          だからどうか私の墓前で泣くのをやめてください。
          私はそこにいません。私は死んではいないのです。
          新しく生まれたのですから。

                    

この詩は、リーが死んだ時に、お友達に教えてもらったものです。
(私が風を好きなのを知っていて、この詩を読んでみてと教えてくれたものです。)

窓を全部開け放す時期がくると、家の中を風が通り抜けて行きます。
通り抜けて行くのが見えるような風、そんな風が私はとても好きです。
ナナもリーと一緒に、私の大好きな風になって 私の傍に戻ってきてくれると信じています。

優しい言葉を掛けてくださった方達に、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
少しずつ元気になってきています。
でも何かぼ~っとしている時間が多いのですが。。。

ナナは人嫌いで犬嫌いだったし、お友達が来てくださっても、寝室から出てこなくて、よその人と接する事のとっても少ない子だったのに、こんなにたくさんの人達に名前も顔も知ってもらって、とっても幸せだったと思います。

悲しんでいる時、お友達がくださったメールの中に、私の引っかかっていたものが、す~っと身体から抜けていくのが分かる程、とっても気持を楽にさせてくれた言葉があります。
その言葉をここに書かせてもらいます。



ナナちゃんとマリーナさんの別れって 「理想的な別れ」だと思うの。
ナナちゃんは 全てのことをやり終えて 大好きなマリーナさんの腕の中で、
優しい愛に包まれて、リーちゃんの所にいけたし、
マリーナさんは 悔いの残らない別れが出来たんだもん。
「悔い」と「寂しさ、悲しさ」は全然違う。
悔いを残さない別れは 寂しさ、悲しさはあっても、「心が苦しい」ことがないんです。
それは、とっても素晴らしいことであり、そうなるには日ごろの育て方、接し方だと思うのです。
ワンコとともに生活をする!って事は いかに良い別れ方ができるか!ってことだと思うのです。
ワンコの寿命は 悲しいことに人間よりもはるかに短いです。
だから、大抵はワンコを見送ることになるでしょう。
私はいつも、その事(悔いを残さない!)を頭に入れてワンと共生しています。



この言葉は、私にとっても元気を与えてくれました。

ナナは私達の事を考えて、私達が寂しい思いをしないように、マリーとアンが私達の支えになれるようになってから、リーの所へ逝ったんだと思っています。



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