<写真は、隣の幼稚園のさくら>
今日はとっても暖かくていいお天気です。
私も久しぶりにのんびりと過ごせた1日です。
慌しく過ごしていた日を振り返ってみると、ゆっくり考えてる暇がなくて、「本当に起きていたのかな?」って、いつも思ってしまいます。
もう4~5年も前の春に、娘とデパートへお買い物に出かけた時の事です。
開店時間が変っているのに気付かなくて、早く着いてしまってぶらぶらして時間を潰してから、開店と同時にデパートに入りました。
何となく上の階を見上げると、並んでいる人達が見えたので、娘に
「あそこに、何て書いてあるの?」って聞いてみました。
「手相って書いてあるよ。」
「お母さんも観てもらって来ようかな?」
「当らないから、観てもらわなくていいよ。」
「でも、占いじゃないよ。手相よ。。。」
そんなやり取りの後、娘のお買い物を見て回っていたのですが、どうしても気になってしまって、
「お母さん、やっぱり並んで観てもらってくるから、彩ちゃんは好きな所を見て来て。」
「えっ~!」って娘に言われながらも、私は3階に上がりました。
私より少し若いくらいの女の人が2人、椅子に腰掛けて順番を待っています。
私は3番目です。
受付の人が説明をしてくださいました。
「東京ではとっても有名な先生で、ワイドショーにも出演されていて、政治方面の人も観てられるんですよ。」って。
私はワイドショーもあまり見ないので、まったくお名前も知らない方でした。
前の人が終わって、次の人が観てもらっています。
観てもらっている人の席のすぐ後ろに待つ人の椅子が並べてあるので、2つ前の人のお話もすべて聞こえてきます。
「楽な道ばかり選んで生きて来て、良い様になる訳ないでしょう!」って、ひどく叱られている様子です。
私は順番を待ちながら、『叱られるのは嫌だなぁ~。私は、何を言われるんだろう?』って思っていると、娘がやって来て、
「お母さん、見るものがなくなったから、私も手相を観てもらっていい?」
「いいよ。座れば?」
母娘で並んで順番を待ちました。
私の前の人は、ご主人の浮気のお話のようです。
なるだけそのお話を聞かないように、娘と小声でお喋りしていました。
私の順番が来て、先生の前に座りました。
「両手を観せてください。」
私は、机の上で両手を広げました。
「あぁ~、優しい人ですね。」
「あなたは、いい奥さんだし、いいお母さんだわ~。」って褒めてくださいました。
この両手のどこを観て、そんな風に言ってくださったのかは分かりません。
それから、いろんな事を言われましたが、すべて当っていました。
過去の事は自分で分かるので、「えっ、違う!」って思うことは1つもなく
すべてその通りだと思いました。
「いい結婚をしています。あなたにとって、とってもいいご主人です。」とも言われました。
私には分からない未来の事も言ってくださいましたが、それはこれから当っているのかどうかは先のお楽しみです。
最後に、
「こんないい手相を拝ませてもらったのは、久しぶりよ。ありがとう。」って言って下さったので、「私の方こそ、ありがとうございました。」と言って、娘に代わりました。
娘も両手を広げると、
「お母さんと一緒で、あなたも優しいね~。」
「でも、あなたは頑固だ。一度言い出したら、聞かないよね。」って言われていました。
その通り、とっても頑固者です。
「職業は何が向いているのか?」などいろいろ尋ねて、娘も終わりました。
帰り道で、
「お母さん、間違ってる時には、止めてよ。」
「何言ってるの? 止めても聞かないでしょう。」
「聞くから、絶対に止めてよ。」
「止めないわよ。 お母さんの意見を聞かれたら、意見は言うけれど、やめなさいとは言わないよ。 彩ちゃんは、言っても聞かない性格だって分かっているもの。」
「ふ~ん。。。」
「彩ちゃんの人生なんだから、彩ちゃんが後悔しないように、しっかり考えて、しっかり生きて行けばいいよ。」
帰って来て、すぐにネットで先生のお名前を調べてみました。
もうお名前も覚えていませんが、「あぁ、有名な人なんだ。」って思ったことだけ覚えています。
物事の始まる季節だからなのでしょうか、春になるとこの時の事を、何となく思い出します。
そして『頑張ろう!』って思います。
未来の事が当っているかどうかは分かりませんが、『頑張ろう!』という意識に繋なげて行ければ、とってもいい事だし、娘も『頑固に押し通す。』のが欠点ならば、その欠点を少しでも無くせるように心掛ける事ができれば、手相を観てもらった事は、私達にとってプラスになると思っています。
今日はとっても暖かくていいお天気です。
私も久しぶりにのんびりと過ごせた1日です。
慌しく過ごしていた日を振り返ってみると、ゆっくり考えてる暇がなくて、「本当に起きていたのかな?」って、いつも思ってしまいます。
もう4~5年も前の春に、娘とデパートへお買い物に出かけた時の事です。
開店時間が変っているのに気付かなくて、早く着いてしまってぶらぶらして時間を潰してから、開店と同時にデパートに入りました。
何となく上の階を見上げると、並んでいる人達が見えたので、娘に
「あそこに、何て書いてあるの?」って聞いてみました。
「手相って書いてあるよ。」
「お母さんも観てもらって来ようかな?」
「当らないから、観てもらわなくていいよ。」
「でも、占いじゃないよ。手相よ。。。」
そんなやり取りの後、娘のお買い物を見て回っていたのですが、どうしても気になってしまって、
「お母さん、やっぱり並んで観てもらってくるから、彩ちゃんは好きな所を見て来て。」
「えっ~!」って娘に言われながらも、私は3階に上がりました。
私より少し若いくらいの女の人が2人、椅子に腰掛けて順番を待っています。
私は3番目です。
受付の人が説明をしてくださいました。
「東京ではとっても有名な先生で、ワイドショーにも出演されていて、政治方面の人も観てられるんですよ。」って。
私はワイドショーもあまり見ないので、まったくお名前も知らない方でした。
前の人が終わって、次の人が観てもらっています。
観てもらっている人の席のすぐ後ろに待つ人の椅子が並べてあるので、2つ前の人のお話もすべて聞こえてきます。
「楽な道ばかり選んで生きて来て、良い様になる訳ないでしょう!」って、ひどく叱られている様子です。
私は順番を待ちながら、『叱られるのは嫌だなぁ~。私は、何を言われるんだろう?』って思っていると、娘がやって来て、
「お母さん、見るものがなくなったから、私も手相を観てもらっていい?」
「いいよ。座れば?」
母娘で並んで順番を待ちました。
私の前の人は、ご主人の浮気のお話のようです。
なるだけそのお話を聞かないように、娘と小声でお喋りしていました。
私の順番が来て、先生の前に座りました。
「両手を観せてください。」
私は、机の上で両手を広げました。
「あぁ~、優しい人ですね。」
「あなたは、いい奥さんだし、いいお母さんだわ~。」って褒めてくださいました。
この両手のどこを観て、そんな風に言ってくださったのかは分かりません。
それから、いろんな事を言われましたが、すべて当っていました。
過去の事は自分で分かるので、「えっ、違う!」って思うことは1つもなく
すべてその通りだと思いました。
「いい結婚をしています。あなたにとって、とってもいいご主人です。」とも言われました。
私には分からない未来の事も言ってくださいましたが、それはこれから当っているのかどうかは先のお楽しみです。
最後に、
「こんないい手相を拝ませてもらったのは、久しぶりよ。ありがとう。」って言って下さったので、「私の方こそ、ありがとうございました。」と言って、娘に代わりました。
娘も両手を広げると、
「お母さんと一緒で、あなたも優しいね~。」
「でも、あなたは頑固だ。一度言い出したら、聞かないよね。」って言われていました。
その通り、とっても頑固者です。
「職業は何が向いているのか?」などいろいろ尋ねて、娘も終わりました。
帰り道で、
「お母さん、間違ってる時には、止めてよ。」
「何言ってるの? 止めても聞かないでしょう。」
「聞くから、絶対に止めてよ。」
「止めないわよ。 お母さんの意見を聞かれたら、意見は言うけれど、やめなさいとは言わないよ。 彩ちゃんは、言っても聞かない性格だって分かっているもの。」
「ふ~ん。。。」
「彩ちゃんの人生なんだから、彩ちゃんが後悔しないように、しっかり考えて、しっかり生きて行けばいいよ。」
帰って来て、すぐにネットで先生のお名前を調べてみました。
もうお名前も覚えていませんが、「あぁ、有名な人なんだ。」って思ったことだけ覚えています。
物事の始まる季節だからなのでしょうか、春になるとこの時の事を、何となく思い出します。
そして『頑張ろう!』って思います。
未来の事が当っているかどうかは分かりませんが、『頑張ろう!』という意識に繋なげて行ければ、とってもいい事だし、娘も『頑固に押し通す。』のが欠点ならば、その欠点を少しでも無くせるように心掛ける事ができれば、手相を観てもらった事は、私達にとってプラスになると思っています。