日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

少しずつ

2007年08月20日 17時55分00秒 | 日々の暮らし
               <写真は、アトムに関わりたくないアン>

昨晩仕事から帰った娘が、「寝不足で疲労限界!!」と言うので、娘とマリーを主人のベッドに寝かせて、アトムだけが娘の部屋で眠りました。
アトムもマリーもアンも好きに移動ができるように、ドアはすべて開けています。

私も寝不足だったので、ベッドに入るとすぐに眠ってしまったのですが、アトムも疲れていたみたいで、自分のマットの上でおとなしく眠ったようです。

夜中に何度か目が覚めたのですが、アトムの足音はしていませんでした。

               
                    <いつもアトムの行動を見ているマリー>

朝起きると、マリーが飛んできて「おはよう!」と尻尾を思い切り振って喜んでくれるので、身体中を撫ぜ回しながら「マリー、おはよう!」と挨拶します。
それを見て、アンがノソノソと起きて来たので、「アン、おはよう!」と言って頭を撫ぜてあげます。

リビングにいたアトムにも、「アトム、おはよう!」と声を掛けると、今日は飛びついて来て撫ぜて欲しそうにするので、両手で顔を挟んで撫ぜてあげました。
嬉しかったのか、2、3回繰り返しました。
アトムもよく眠れて、ちょっとは慣れてきたのかなって感じです。

朝食を済ませてから、ブラッシングの時間です。
今日は傍にいるマリーからです。
目薬を点して、ブラッシングをして髪を括ります。
アトムはじっと見つめています。

次は寝室に篭もり切りのアンです。
抱っこしてリビングに連れて来て、ブラッシングをしてマリーと同じように髪を括ります。
アトムは、アンの時もじっと見つめています。

次はアトムです。
「アトム、ブラッシングよ~。」って呼ぶと、少し近づいてくるのですが、テーブルの陰にいるので、私の場所からはアトムの顔が見えません。
「アトム、お座り!」と言うと顔を覗かせて、お座りしました。
ブラシを持って立ち上がった私を見て、逃げて行きます。
そんな事を繰り返して、何とかブラッシングを済ませました。
また一杯落ちている毛を見ながら、「抜け毛って、困ったもんだわね。」と言いながらのお掃除です。

家事が終わって一段落して休憩すると、アトムはリビングで休憩しています。
「えっ、アトムが寝そべってる!」と驚きました。
昨日までは、リビングで寝そべるなんて事はありませんでした。
娘の部屋で寝そべっている姿を見たこともありませんでした。
私が行くとすぐに部屋から出てくるので、アトムがどんな風に寝ているのかも知りませんでした。
リビングに出て来て歩き回って、また娘の部屋に戻って行くという繰り返しでした。

               
                     <寝そべって、私を見ているアトム>

なのに、今日は私がリビングでソファに座っていると、部屋から出てきてリビングに寝そべっています。
少しずつ、少しずつ、家族の和の中へ侵出して来ているようです。

アトムは、マリーがいるとおトイレに行くのも困った様子で、マリーを見つめています。
マリーは吠えたりはしないのですが、アトムが動いている間はじ~っと睨んでいます。
2人の無言の戦いのようです。

アンはそんな戦いには絶対に参加しません。
朝のヨーグルトを食べている時でも、アトムが近寄ってくるとすぐに寝室に戻ってしまいます。
避けて避けて暮しています。

アトムの爪が伸びているので、歩くと「カシャカシャ」と音がします。
シ~ンと静まり返ったリビングに、アトムの爪の音だけが響いています。

爪切りに連れて行ってあげたいし、シャンプーもしてあげたいのですが、身体に触れると怒るので出来ません。
「犬臭いよ~。」と、娘は仕事から帰ってくると言います。
私もそう思うのですが、今しばらくは何をしてあげるのも無理なので、全てはアトムの様子を見ながらです。

昨晩のアトムの食事の量があまりにも少なかったので、夜遅くにもう一度ドッグフードを出してあげると、半分をぺろりと食べました。
今日は、ドッグフードじゃなくて手作り食を完食しました。
アトムは食べ物の好みが、はっきりしているようです。
今日の手作り食は、鶏肉と野菜のミルク煮です。

アトムに、少し変化が現れ始めました。