日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

たまたまの偶然

2007年05月24日 15時08分00秒 | 日々の暮らし
              <写真は、リビングから見える公園>

我が家の南側に、公園があります。
リビングに立つと、公園にいる人が見えます。

ここが公園になってから、ワンちゃん連れで通る人や、ワンちゃんを遊ばせたりしている人をよく見かけるようになりました。

               

先月頃から、夕方にボール遊びをしているラブラドールちゃんを、時々見かけるようになりました。
まだ仔犬のようで、飼い主さんの青年にボールを投げてもらって、走って取りに行く姿が可愛くて、「仔犬は、いいなぁ~。」って思っていました。

ある日洗濯物を取り入れていると、ボールが溝に落ちてしまって、見つからずに困っている青年とラブラドールちゃんに気がついたので、『我が家にはテニスボールが一杯あるし、せっかく遊んでいるのに。。。』と思って、テニスボールを持って来て、「よかったら、どうぞ!」とお庭から手渡そうとしたら、落ちたボールが見つかって、「ありがとうございます。いいです、ありました!!」って答えが返って来ました。

私は、自分から進んで人に話しかけることが、とっても苦手な性格です。
話しかけられると話せるのですが、自分から声をかけるってことはほとんどしません。
なので、「よかったら、どうぞ!」って声をかけた自分に驚きました。
その日の主人からの帰るコールの時に、その話をすると、
「自分から声をかけたんか? 性格変ったなぁ~。」って、主人もとっても驚いていました。

青年は毎日機嫌よくラブちゃんと遊んでいるのに、知らないおばさんに突然声をかけられて、とっても驚いたと思います。
その後ちょっと見かけない日があったりして、私は驚かせたことがとっても気になっていました。
1週間程経った頃、和室の雨戸を閉めていると、通りをお散歩している青年が「こんにちは!」と声をかけてくれました。
その後、いつものように公園でボール遊びを始めたので、おとなしいアンを連れて「この間は、ごめんなさい、驚かせて。」って謝りに行って来ました。
ラブちゃんがまだ7ヶ月で、ワンちゃんとの接し方も分からないなど、少しお話をして帰って来ました。


               

ワンちゃんのお散歩に行くと、いろんな人が話しかけてくれます。
そのお陰で、私もだんだんと性格が変ってきて、知らない人にも自分から話しかける事ができるようになってきました。
でもあの日に、青年がボールを溝に落とすこともなくボール遊びをしていたら、私は決して話しかけることがなかったと思います。

朝お花にお水遣りをしている時も、洗濯物を干している時にも、夕方洗濯物を取り入れている時にも、ワンちゃんのお散歩連れの人は通っているし、遊ばせている人も見かけます。
何事も起きなければ、私はお庭から知らない人に声をかけたりはしないので、これは本当にたまたまの出来事です。


               

今日、川をお散歩していると、アメリカンコッカスパニエルちゃん(4歳)とシェルティ君(7歳)を連れたママさんに話しかけられました。
お散歩で見かけたことがないので、どうしてかなと思ったら、「毎日同じ所をお散歩するのは、この子達も私も飽きるので、毎日場所を替えてお散歩しているんですよ。」っておっしゃっていました。少しお喋りしてから、「またお会いできるかな?」って言ってお別れしました。

お散歩に行っても、時間や場所が同じでないと、会うこともお喋りすることもありません。
『たまたまの偶然が重なって、重なって、そこに縁が重なったら、お友達になれるのかも知れないな。』と、今日お散歩から帰って来て、ふとそんな事を思いました。