日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

失敗

2007年05月10日 13時27分00秒 | 日々の暮らし
主人に送るお料理の内、煮込み料理は時間が掛かるので、前日に作ることにしています。
毎週水曜日が送る日なので、煮込み料理だけは火曜日のお昼から、作り始めます。

『ビーフシチュー』を作るのに、何度も火を入れたり止めたりして、いつもだいたい5時間くらいは煮込みます。
圧力鍋だと簡単にできるのですが、圧力鍋が好きではないので私は使いません。
お鍋を火に掛けながら違う用事もするので、お鍋の事を忘れてしまって、焦げ付かしてしまうことのないように、いつもタイマーを掛けてベルを鳴らすようにしています。


               

夜、お野菜も入れてほぼ出来上がったので、「もう少しグツグツしたら、火を止めよう。」と思っていると、電話が鳴りました。(すぐ火を止めるつもりだったので、タイマーは掛けていません。)
主人は毎日仕事が終わると、『帰るコール』をしてくれます。(家に帰ってくるのではありませんが。。。)
いつもはそんなに長く話さないのに、昨日に限って話が長くなってしまって、電話を切った時には、もうガスを点けていることさえ忘れていました。

リビングで用事をしながら、「何か焦げてる臭いがする。どこかのお家で、何か焦がしたみたい。」って思って、気がつきませんでした。
でも次は、何か音がしています。
「えっ~、ガス点けてた~。」と思ってお台所に走って、火を止めお鍋の蓋を開けると、底の方が焦げてしまっていて、焦げている時の独特の臭いが漂っています。

「お昼から、ずっと煮込んでいたのに。。。どうしようかな?」と考えたのですが、まずは焦げていないところだけを、新しいお鍋に移し変えて、臭ってみました。
やっぱり、焦げている臭いがします。

とろとろになったお肉と、お野菜がたくさん入っているのに、捨てるのはもったいないし。。。
でもこんな焦げている臭いがすると、美味しくないし。。。

いい考えも浮かばないので、「明日の朝、起きてから考えよう。」と思って、それを冷蔵庫に入れてその日は眠りました。
朝、もう1度ガスに掛けて温めてみましたが、やっぱり焦げている臭いがします。

               

主人から朝の電話があって(毎朝「おはよう!」の電話があります。)、お鍋を焦がした話をすると、「焦げていてもいいから、送ってくれたら食べるよ。」って言ってくれました。

「何かをプラスすれば、この臭いが取れるかも知れない?」と思って、お酢を少し加えてみました。
少し臭いが、治まったような気がします。

『ビーフシチュー』だけに掛かりきっていると、他のお料理が間に合わなくなってしまうので、先にできるものから作りました。
すべて作り終わってから、「どうしようか?」とまた考えました。
まずいものを送ると、楽しみにしている主人をガッカリさせてしまうだけなので、「ありあわせの物で、何か違う1品を作ろうかしら?」とも考えました。

もう1度味見をして、また少しお酢を加えて牛乳も少し加えると、口の中に入れてからしばらくして遠くの方で、焦げているかなって思えるくらいになっていたので、これで「よし」とすることにしました。


               

夕方主人に発送して、昨日の我が家のお夕飯は、その『ビーフシチュー』にしました。
娘は私が作る『ビーフシチュー』が大好きで、いつも「お母さんのビーフシチューは、お母さんのレパートリーの中で1番美味しいよ。」って言ってくれています。
「そんな娘が、これを食べて何て言うんだろう?」
「もうビーフシチューは好きじゃない。」って言うかも知れないと思いながら、ビーフシチューを器に盛って、上からフレッシュをかけて、パセリを散らして、いつものようにして出しました。
「今日のは、焦がしたから美味しくないかもしれないよ。」って娘には言いました。

食事が終わってから娘が、
「今日のは、今日ので美味しかったよ。」と言ってくれたので、ホッとしました。

主人にお料理を送るようになってから、こんな失敗をしたのは今回が初めてです。
(これは、昨日のお話です。) 

<今日のワン達> 
娘が朝から、「アンは、どうして寝てばかりなの?」って言っています。
「アン、起きてよ!」ってソファで眠っているアンは、無理やり起こされています。

マリーは、朝からヨーグルトもささみジャーキーも食べたのに、「何か食べたい!」と言って私の椅子に座っています。

よく食べるマリーと、よく寝るアンです。