夏休み最後は歌舞伎。
演しものは、「おちくぼ物語」と「棒しばり」
「おちくぼ物語」は日本版シンデレラ。
継母と姉二人にいじめられ、落ちくぼんだ部屋に住んでいるから、おちくぼ姫(七之助)と呼ばれている姫が左近の少将と結ばれるまでのお話。
喜劇だけに、一つ一つの所作が面白い。
そして久しぶりの七之助クンを堪能。
「棒しばり」は狂言が下敷きになっている舞踊劇ので、こちらも所作が楽しいし面白い。
演じるのは太郎冠者を巳之助、次郎冠者を勘太郎。
ご主人が出かけている間に、酒を飲んで大騒ぎ。
でも、いつも酒を盗んで飲んでいるので、次郎冠者は棒に両手を、太郎冠者は後ろ手に縛られてしまう。
それでも酒を飲みたい。(昔の表現では酒を食べたいという)
困難を乗り越える様子がおかしい。
そして浮かれて踊りだす。
手を棒に、後ろ手に縛られたままの踊りは、滑稽で見事。
八月納涼歌舞伎は三部制なので、午前の部はこの2つだけ。
このあと、日本橋三越へ行く。
今日までのお帳場会。粗品をもらう。
そのそばの売り場で、ミニコンサートが始まった。
ギターとピアノ・ボーカルの二人で、時間もあるので、ゆっくりと聞いていく事にした。
夏休み最後の日は、ゆるゆると過ぎて行った。
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