礼音クンにタッチ！

トップスターが客席に降りることはあっても、２階に来ることはなかった、今までは。
この公演では、それがこのショーではあったのだ。
私の席は通路側に面したところ。
そこを星組トップスターの柚希礼音クンが通ったのだ。
みんな手を出してタッチしている。
私もつい、手を出してしまった。
そしてタッチ！
礼音クンの手は冷たかった。
以前は、一ファンとして、スターさんとは握手とかしていたが、今は、お茶会も行かないからそれもない。
久しぶりのタカラジェンヌの手だった。
ちょっと興奮してしまった。

この公演はサヨナラ公演。
それに合わせた如く、芝居の内容も皆と別れていく最後のシーン。
ストーリーは、ようやく出会えた元恋人たちが、悪の手先に利用されそうになる。
が、最後は悪は滅びてハッピーエンド、のはずが、緊急指令で恋人とも別れて旅立っていくというもの。
柴田先生の脚本だが、サヨナラ公演だからって、無理に別れさせなくても、そのままハッピーエンドでもいいじゃない？という感じの終わり方で、少々不満が残る。

ショーは、礼音クンのオンステージ。
２階席まで来てのファンサービスに興奮。
結構、星組は礼音クンが好きだったので楽しんでいたので寂しさがつのる。

新しいトップは専科からくる北翔海莉クン。
歌も芝居も上手いのだが、トップはないと思っていた。
それだけすべてが上手すぎたのだ。
専科へ行ったときは納得したが、トップとして星組に来ると聞いて、正直驚いた。
お披露目公演は「ガイズ＆ドールズ」。
あの大地真央さんと黒木瞳さんのコンビで有名なガイズを演るのだ。
どんなガイズになるか、今から楽しみではある。

結局、また宝塚から目が離せなくなってしまった。
・・・・と言い訳しながら、結局好きなので、観続けるし愛し続ける。