朝のカフェオレ

時間ギリギリで、駅のホームに駆け込んだら、最近ともだちになったMちゃんがいた。
昨日の二重人格の彼女の話を思いっきりしたらすっきりした。
一駅だけの友達だから、すぐわかれなくてはならなかったが、電車のおり際にMちゃんが、「朝のカフェオレ」をくれた。
まだほんのり暖かい。
彼女は指が少し不自由なので、いつも缶コーヒーとかで暖めている。

会社について暖めて飲んだ。
缶コーヒーなんて久しぶり。
ちょっとしたこの甘味が私の心を溶かしていく。
ありがとう、Mちゃん。

身体の痛みも心の痛みも、経験した人でなければわからない。
口先だけの言葉はすぐに裏が見えてしまう。
今日はこのコーヒーで人を憎まずに仕事が出来そうだ。