ちょこっと本音

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宝塚花組公演 ーポーの一族ー

2018年02月28日 | 観劇徒然草

なんか違和感。
いつもと違う。
あ、カラコンかぁ~。

宝塚の生徒は年齢不詳で、役になりきることができる。
今回もギムナジウムの生徒の年齢相応だった。
つまり少年ぽかった。

私は萩尾望都さんの大ファン。
作品はほぼすべて読んでいる。
だから今回は、漫画を引きずらずに「宝塚」として観ることにした。

原作がいいのと脚本がいいので、最後までじっくりと舞台を楽しんだ。
さすが小池先生。
この手の作品を「宝塚」にしてしまうのは最高。

吸血鬼を題材にした舞台を最初に観たのは「蒼いくちづけ」。
シメさんのバウ公演だった。
人間でないものを演じさせたら彼女の右に出るものはいない、と今でも思っている。
また私は初めて宝塚公演でダフ屋に会った。
「1万円で買うよ~」と日本青年館の前で。
まさか、せっかく手に入れたチケットを。
それくらい人気の作品で、バウの東京公演を楽しみしている人が多かったのだ。

今回のエドガーも、人間とバンパネラのすみわけが、もっとはっきりと出ていたらよかったのに。
それでも原作に近づけようとしての雰囲気作りはよくでていた。
そして芝居に引きずり込まれたのは、役者の力量もある。

薔薇の村を追いだされたエドガーたちが、次にたどり着いたのはブラックプール。
(この地名に反応!)
そこで新しい仲間を増やそうとするが、結局殺されてしまう。
殺されてしまうと言うのはちょっと違うか。
時空を超えて、スイスのギムナジウムに現れたところまで。

衣裳も美しい舞台だった。
17、18世紀頃の物語って、本当に宝塚らしい。
ただ音楽がちょっと物足りなかった。
もっと夢々しいメロディーだったらよかったのに。
帰り道で口ずさめるような。

いつも思うこと。
宝塚って、やっぱり面白い。
だからやめられない!!

宝塚のお雛様

コメント
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