くるはずのないメールを待ち続け
思い出すのは遠い日の恋
携帯を手のひらで包み込む
恋に恋する乙女子のよう
ふと昔、恋をしていたときを思い出した。
楽しくて嬉しくて、誰かに話したくて話したくて・・・。
一緒に歩いているのが夢見たいな時が続いた。
これが「恋」なんだなと、感じた幸せな日々。
時が過ぎ、いくつかの「恋」と巡り合った。
一つ一つが形の違う「恋」だった。
年を経るごとに自分が傷つかないように心にバリアをはることを覚えると、あのフワフワとした夢のような「恋」はもうできなくなった。
そしてまた、ふとある人のことを考えたとき、昔、恋に恋した時のことを思い出していた。