まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

今回は山椒の実とオトギリソウです

2020年06月16日 | 植物

日曜日、雨降りの中ダーチャから帰ってきた夫が持ち帰ったのは

山椒の実。去年でしたか、たくさん摘んで持ち帰ったのに、外側は緑色なのに内側に黒い皮ができてしまっていて、そうすると砕いたりすればいいかもしれませんが、まあ、食べられないんです。

食べるにはもっと早く採らないとだめなんです。今回はちょうど食べごろ。

下処理して、小分けに冷凍保存しておくと、煮物にいれたり、砕いてなんにでもぱらぱらします。1回くらいちりめん山椒もつくるかな。

あと、オトギリソウが咲きそうだったからって採ってきてくれました。きりっとした特徴がある草です。

       

6月24日の聖ヨハネ祭に摘んだオトギリソウは最強の魔除けの力をもつとヨーロッパではいわれていて、戸口とか、牛小屋とかにつるしました。もちろん薬草にもしました。

ロシアの正教会暦はクリスマスと一緒で13日おくれの7月7日がイワン・クパーラの日(聖ヨハネの日)です。

オトギリソウはヨーロッパから入ってきたので、昔ながらの魔除け草ではありませんが、「33の病に効く草」とよばれ、有名な薬草です。昔は地下鉄駅をでたあたりで、おばさんが5本くらい束ねたのをもって、立ってました。売るならもっと採ってくればいいのにと思ってましたが、考えてみれば、欲張りでなくて、つつましやかですてきです。

随分前ですが、ダーチャに群生していたオトギリソウがある年にまったく生えなくなって、消えてしまったことがあります。

今はたくさん生えているそうです、道に。じゃまだよって夫がいってます。

花びんの黄色い花はハニーサックルです。スイカズラの園芸種です。20年くらい前に私が植えたのでした。随分派手なハニーサックルですね。

 

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