今日は暖かな日で、今のところ風は吹いていません。
これまた春を告げるロシアのポトスネージニクのひとつであるシラー・シベリカの青色の花が少しだけ顔を出しはじめました。ロシア語ではプロレースカです。
この花は私の中でノーヴェル賞作家アレクシェーヴィッチの作品の翻訳で知られる故三浦みどりさんと結びついています。
三浦さんは実際にロシアの森で一面に咲くこの小さな青いポトスネージニク(文字でかくとポドスネージニク)をたくさん摘んで花束を作った経験があるんです。
以来ずーっと三浦さんの中にはその風景が宝物としてあったことを、私は知っています。
こんど、そのことを書きますね。