ジュリアは宅配が来るのを察するのが早い。門扉を開ける音がする前から分かるらしく、そわそわし出す。
門扉が開いて、ピンポーンと音がすると、へんな声を喉から出して、足をばたばた。
リビングのドアを開けるといそいそと飛び出してゆく。といって、真っ直ぐ宅配のひとのところにはいけない。
私がいくのを待ってからだけど、最近は前に顔をつき出して、宅配のひとのにおいをかいだりする。
犬をこわがる宅配のひとはあまりいない。私がついているし、お家で犬を飼っているという人も多い。
「なでていいですか」というひともいるけれど、そうするとジュリアはさわれるような、さわれないような微妙な位置にさがる。
ちばわんでジュリアを知っているひとは、宅配のひとにいそいそするジュリアを見たら、驚くことだろう。
迷子のポスターでおなじみの「こわがりですので」云々のわんちゃんもいずれは今のジュリア程度には必ず人なれしますよ。
「犬は人間の友」と私は信じています。どんな犬でも。
さて、いそいその画像は残念ながらない。
午後のジュリアはベッドですごす。
まず、ぼろベッドで横になる。↑
うーん、眠くなってきた。
写真を撮るのに気づいて、目を開けてる?
ジュリちゃん、おやすみなさーい!