まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

季節は進んで

2013年05月25日 | めぐ
めぐちゃんは毎日違う道をお散歩して探検しているそうですよ。

昨日動物病院へ行ったときのめぐちゃん。





「困った顔のめぐちゃん、
これも又可愛いですねえ。」
と、もちろん、パパさんです。
めぐちゃんはパパさんにしがみついていますね。


さてわが家の朝です。

「マイちゃん、散歩行こうか」


「ジュリアも行く?」
「・・・・」



散歩に出かけ、ヒマラヤスギの写真を撮っていたら、道路の向こう側から犬を連れたお年寄りに話しかけられました。


道路の向こう側、右端に写っている方です。

ヒマラヤスギの松ぼっくりがきっかけになって、ご自分が捕虜になってシベリアに抑留されていたとき、大きな松ぼっくりにたくさん実が入っていて、それを食べた話をされました。

「どんな実ですか」と訊いたら、「落花生みたいな実」。多分、チョウセンゴヨウでしょう。
極東のタイガで30メートルにもなり、その栄養豊かな実でアムールトラを頂点とするタイガの動物たちの生命を支える松です。松ぼっくりは小さめのパイナップルくらいあると読んだことがあります。ソ連崩壊後乱伐されていましたが、2,3年前ロシア政府によって伐採が禁止されました。

ロシアのウィキペディアから借りました。

「落花生みたい」って言われるの、納得できますね。


お年寄りはシベリアに4年間抑留されて、鉱石を掘っていたけれど、22,3歳の若いときだったので、つらいとも思わなかったとのこと。
犬連れで道路をへだててでこんなおしゃべりをして、「また今度」とさよならしました。

あとからシベリアに22,3歳でいたのなら、今は90歳くらい? 犬を連れてお散歩され、道越しにお話ができるとは大したものだな~と感心しました。

ヒマラヤスギにはあちこちに白い球果が見えるのですが、分かりますか。

      このヒマラヤスギは1本ではないんですね。


めぐちゃんと一緒に散歩していたのはちょっと前なのに、季節は進んで、川原の風景は緑が濃くなってきました。

コメント
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