fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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「童子」2014/10月号

2014年10月12日 | 俳句

           

 今号では、珠玉として、

 供へある小玉西瓜や汗かいて     あぶみ

 を選んでいただいています。珠玉は、辻桃子主宰が全投句から選んでくださるもので、自分的にはとっても光栄。なにげない句なのに、こうして大きく掲載され主宰の鑑賞文がつくと、作ったときよりいい句のような気がしてきます。

 左のブックマートの「童子」からHPに入り、《珠玉》をクリックするとほかの句も読むことができます。私は、

 先生の白樺色の夏帽子    松本てふこ 

 が好き。なんでもない白い帽子なのでしょうが、バックには高原のような景色が見えてきます。

 また今号では、音羽紅子さんが、月評「土地そのものの息づかい、気質を詠む」で、

 春暁や鼠二匹が罠の中   あぶみ

 を取り上げてくださいました。ありがとうございます。

 また「童子」のHPの《主宰走る》の中に、『だだすこ』の朗読会のときの写真もアップされていました。あの方もこの方も、こんなに来てくださったんだなあと、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。