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東日本大震災で、7万本あった陸前高田の松がこの一本を残して、流されました。高田の一本松は復興のシンボルとして、人々の心を支えています。枯れそうだとか、京都の大文字焼きででのこととか、いろいろ悲しい話もつきまとっていますが、訪れるとその姿はやはりシンボリックです。
近くには駐車場ができていました。
私は、震災後数回この陸前高田や大船渡、気仙沼、釜石、仙台荒浜などを訪れています。前回行ったとき(4月始めだったか)、町が一つなくなってしまった陸前高田のガランとしたところで地元支援の店が出ていて、
これ、買ってきました。流された松で作られた数珠です。とても立派なもので、気に入っています。陸前高田の町では、まだ市民会館と市役所は被災した当時の姿のままです。献花台と焼香台がもうけられていましたので、花を手向け、この数珠で亡くなられた方のご冥福をお祈りしてきました。