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fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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椿の実~腹式呼吸

2023年06月27日 | 自然観察


 ほんっとに、自然の形はすばらしい。
 この実から椿油がとれる? 

 先日は、日本児童文学学校の講師をなんとか無事に終え、本日は午後からtbcラジオです。15分だけなんですけどね。
 腹式呼吸をしている方は、ふだんもなのでしょうか。と、突然。なぜかというと、私は喉が弱いので。声を出す仕事、むいてないんですよ。でも、こうしてご依頼なんかもあると、呼吸方法、練習したらいいのかなあと思ったり。

 アナウンサーの方達は、毎日発声練習とかもしてるんでしょうね。
 私達が毎日書くように。ピアニストが毎日ピアノを弾くように。マラソンランナーが毎日ランニングするように。
 筋トレって大事。

 *先日の児童文学学校は、オンラインだったのでアーカイブで見返すことができます。本当は、自分の話し方とか、チェックして反省会したほうがいいんだろうけど、見る勇気がない・・。数人の方によかったと言っていただいたので(まあ、よくなかったとは言わないでしょうが)、それを信じて次へ進みましょう!

自然のフォルムは、素晴らしい。

2023年06月23日 | 自然観察
           

 調べるとクマシデのようです。ホップに似てますね。
 ホップは蔓性。こちらは木の実です。
 どうしてこういう形になったものなのか。自然の力は偉大。

 朝ドラの牧野富太郎博士は、小学校しか出ていなくて東大の先生になったと若い頃知って、すごいと思っていました。でもそれは貧乏だったからではなく、飛び抜けて優秀だったから。
 一つのことにひたすら邁進する姿。
 あの絵の素晴らしさは、常人ではありません。

 植物の世界、どこまでも細分化して、これでいいということがなさそうです。

棉の記録②

2023年06月19日 | 自然観察
          

 芽ぶきが続いています。

「怪物」という映画、観たいなあと思ってるのですが、まだ暑い中出かけるのはもう少し控えようかなとも。
 「鬼滅の刃」、テレビアニメを楽しみに観ていました。昨日、刀鍛冶の里編が最終回でしたね。うまくできてるなあと。これだけ残忍なシーン、児童文学では無理だけど、主人公にふりかかる困難が簡単には終わらないところも、自分が書くものと照らし合わせているときがあります。主人公をここまで辛い状況においておくこと、なかなかできません。
 柱達、魅力的です。
 辛い過去を乗り越えて、人のために戦うところが。

 神様の数え方が、1柱、2柱(ひとはしら、ふたはしら)なんですよね。
 和の魅力が詰まったアニメ。
 ただ、以前のブームはもうありません。あれはやはり仕掛けられたもの。以前は鬼滅のかっこうをした子どもとかがいましたもの。
 
 

棉(ワタ)の記録~芽が出ました。

2023年05月31日 | 自然観察
 

 これは、いただいた棉(ワタ)の種です。半分はお隣さんに差し上げました。
 5月中旬に鉢に撒き、1週間くらいで芽が出てきました。

        

 芽が出るって、嬉しいことですね。
 この次の日には、4つ芽が出てました。
 
 秋には、棉の実が成る予定。ただ、うち、日当たりが悪いからなあ。育ってほしい。

        

 こちらは、その実からとった綿を糸にしたときです(体験)。
 *植物としてのワタは、木偏。実が成って、人間の生活として使われるものは、糸偏の「綿」になります。

山藤がきれいなのは、山が荒れているという

2023年05月14日 | 自然観察
 岩手秋田を車で走っていると、山藤がきれいです。
        

 藤棚に整然とあるよりも、きれい。ところが・・。
 これは、山が荒れている証拠とのこと。
 林業を営む方達は、この山藤が伸びて木に絡まってくると、きちんと払っていました。でも今人手が足らず、それができないのだそうです。
 
 そう言われると、山藤、とても増えていると思います。
 以前「奥のほそ道」ツアーで、どこだったかな、平安時代は、ここに藤蔓で橋をかけていましたと説明を受けました。そのとき、なるほど、藤の蔓は、それだけ強固なのだと思ったのです。これが、木に絡まって、木を弱らせるわけですね。

 自然のままがいいとは言い切れない。人の手が入ってこそ、きれいな景観が保たれている。
 実はこれ、『ぼくたちのだんご山会議』という本でも、私は書いていることです。

         

 この本、もっと読まれてほしい。大好きな本なのです。
       

梅は実に

2023年04月26日 | 自然観察
       

 まだ連休前だというのに、早くも梅の実になっていました。

 季語では、もちろん実梅、梅の実でいいんですが、「梅は実に」という言い方もします。
 「桜は葉」とか。

 だいたい下五にもってきますね。
 取り合わせで使って、

 携帯がぶるぶる震え梅は実に  あぶみ   とか。(俳句はあまりよくない)
 
 先日、俳句何年くらいやってるんですか? と尋ねられ「30年くらい」と答えました。驚かれました。自分でも30年やってるんだなと思いましたよ。
 自分自身の俳句は、いまひとつ似たようなものばかり作ってる今日このごろですが、初心の方の指導は、まあまあできてるんじゃないかなと思っています。いわゆる基本形を伝えるという点で。

牡丹と芍薬

2023年04月21日 | 自然観察
          

 どちらも華やかですが、これは牡丹かな。葉っぱの先が分かれているのと、時期は牡丹の方が少し早いみたいです。
 調べると、牡丹は低木、芍薬は草ともありますね。
 写真のように花の中心に雄しべのようなのが見えるのも牡丹の特徴かな。

 シャクナゲもいつも、あれ、芍薬だっけシャクナゲだっけと思います。
 
 シャクナゲはツツジに似た感じ・・でしょうか。

花大根?

2023年03月29日 | 自然観察


桜だけではなく、様々な花を楽しめる季節。
ショカツサイ? 花大根?
俳句を作るときは、字数で決めますが、正確には違うのでしょうか?
ヒメオドリコソウとホトケノザの違い、ヒメジヨンとハルジオンの違い。そんなこともちらりと書いた新刊、校了になりました。
発売は、4月です。おいおいお知らせしますが、よろしくお願いいたします!

斑雪(はだれゆき)・雪間・雪の隙

2023年02月12日 | 自然観察
          

 春の雪にちなんだ季語に、斑雪というのもありました。こんなふうに地面がところどころ出ている状態です。雪の隙と書いて、「雪のひま」という言葉もあります。「雪間」(ゆきま)も同じです。
 雪に焦点を当てると斑雪。地面に焦点を当てると、雪の隙というところでしょうか。

 雪解ける 雪解川(ゆきげがわ) 雪解村

 すぐり酒のとろりと濃きが雪解村  あぶみ   句集『だだすこ』より

 いずれも、今回の東京のような状況より、長い間雪におおわれていた北国で、春になって地面が出てきたときの喜びというのが、本意だろうとは思います。