学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

学校は過剰対応が当然である

2009-05-24 | 教育
新型インフルエンザに対する対応をめぐって,
いろいろなところで過剰な対応であるとの声が高まり,
その対応の仕方が変化してきている。

このことを,学校レベルで考えてみたい。

学校の一番重視しなければならないのは,
児童生徒の安全確保である。
教育活動は,安全確保に優先しない。

今度の新型インフルエンザは,
未だワクチンもなく,
ウイルスの変異の可能性も指摘されている。

児童生徒の健康管理を考えれば,
でき得る限りの予防策を取るというのは
当然のことである。

修学旅行が中止になったり,
海外研修が中止になったりすることは,
子どもたちにとって残念なことであろうが,
このような事態にあっては,
当然の処置なのだということを教えるのもまた教育である。

過剰対応だといわれるぐらいの対応をする学校のほうが,
児童生徒の安全を本当に大切に考えている学校であり,
リスク管理が徹底している学校である。


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2 Comments

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心から共感しています。 (文月)
2009-05-25 18:43:22
こんばんは。ちょこっとした時間の合間に参上いたしました☆
>学校の一番重視しなければならないのは,
>児童生徒の安全確保である。
>教育活動は,安全確保に優先しない。
おっしゃる通りだと思います。鋭いご指摘に心から共感しています。
教師の中にはそのことがわからない人たちもいて、とても残念に思っています。
いつまでも体罰がなくならなくて・・。平和な学校になっていけばいいなと心から思います。
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Unknown (mdaographos)
2009-05-25 19:25:02
>文月様。コメントありがとうございます。体罰禁止は,安全確保以前に法律違反ですから,容認論そのものが間違っていると思っています。
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