学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

バランスのよい勉強法

2008-02-23 | 教育
勉強というのはよく考えてみると,
インプットとアウトプットから成り立っている。
つまり,
聞いたり読んだり見たりしてインプットし,
話したり書いたりしてアウトプットする。

このインプットとアウトプットの
量的質的バランスがよくとれていることが
効果的な学習にとって大切なことではないだろうか。

どうも,教室のなかでインプット偏重になっては
いないか気になっている。

例えば,ワークシートの多用によって,
純粋に自分の力で
はじめ・なか・おわりの整った文章を書くという
アウトプットの機会が減っているのではないか。

また,先生から聞いたことを自分の力でまとめて
ノートに書くというアウトプットの機会が
減っているのではないか。

話すというアウトプットは
盛んであるように思われるが,
論理的に話すというレベルになると
少々心もとない。

インプットとアウトプットの
バランスをとるという観点から,
授業を見直してみると
何か発見があるかもしれない。