特別企画も佳境なので、自分色全開で・・・ということは、「映画における印象的な陰部」を取り上げないわけにはいかないだろう。
反応が少なくともやりますよ、だって自分のブログなんだもの。
映画で陰部・性器を表現することは、とくに日本では「ひじょうに」難儀である。
昔よりはソフトになったとはいえ、どうしたってボカシがついてしまうので。
「そんなことされるんだったら、俺自身がボカシをつけてやる」と、陰部の映った映像に、アニメーションでニワトリをかぶせた「怒れる」外国の監督さんが居たと記憶する。
そんな日本文化によって育まれた? 習性だろうか、自分のだけは見慣れているはずの日本人は、映画のなかで露骨に陰部が映し出されると「ぎょっ!!」としてしまう。
繰り返す、自分のだけは見慣れているはずなのに。
そこまで、自分のものと変わらないはずなのに。
当然といえば当然、不思議といえば不思議なリアクションだなぁと思う。
(1)『鉄男』(89)
身も蓋もないが、いわゆるチンコドリル。
全編をとおして、いちばんのインパクトだった。
(2)『愛のコリーダ』(76…トップ画像)
吉蔵と定のスキャンダラスな事件を、神話にまで高めている。
映画って、こういうことが出来るのか!! と驚いた少年時代だった。
(3)『バベル』(2006)
見せたがり症候群を患う、菊地凛子。
シャロン・ストーンのそれも印象的だが、凛子ちゃんも頑張った。
(4)『愛の嵐』(73)
これは日本のボカシによって、かえって印象的になってしまったケース。
全裸のキャラクターがワンサカ出てくるので、ぼかしも沢山!!
(5)『ブギーナイツ』(97)
誰にだって、ひとつくらいの「取り柄」があるっていうこと。
梅宮辰夫の兄貴も、歌っていたしね。
(6)『オルランド』(92)
簡単にいえば、両性具有の物語なのだった。
主演のティルダ・スウィントンは、中性的な雰囲気が抜群。
(7)『時計じかけのオレンジ』(71)
そういえば堀江くんは、自分のちんちんを象ったオブジェを創ったそうだ。
金持ちはなにをやってもいいのだろうが、センスはないと思う。
(8)『ブリキの太鼓』(79)
ガキのころにグロテスクなもの・行為を見過ぎてしまったために、オスカル少年は成長することを拒否したのだ。
(9)『ミッドナイト・エクスプレス』(78)
投獄された主人公は、面会に来た恋人の前で、自慰を始める。
(10)『シリアル・ママ』(94)
凛子ちゃんと好対照だが、これはこれで、やっぱり「見せたがり症候群」なのだ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黄金週間10傑シリーズ:(10)映画の耳』
反応が少なくともやりますよ、だって自分のブログなんだもの。
映画で陰部・性器を表現することは、とくに日本では「ひじょうに」難儀である。
昔よりはソフトになったとはいえ、どうしたってボカシがついてしまうので。
「そんなことされるんだったら、俺自身がボカシをつけてやる」と、陰部の映った映像に、アニメーションでニワトリをかぶせた「怒れる」外国の監督さんが居たと記憶する。
そんな日本文化によって育まれた? 習性だろうか、自分のだけは見慣れているはずの日本人は、映画のなかで露骨に陰部が映し出されると「ぎょっ!!」としてしまう。
繰り返す、自分のだけは見慣れているはずなのに。
そこまで、自分のものと変わらないはずなのに。
当然といえば当然、不思議といえば不思議なリアクションだなぁと思う。
(1)『鉄男』(89)
身も蓋もないが、いわゆるチンコドリル。
全編をとおして、いちばんのインパクトだった。
(2)『愛のコリーダ』(76…トップ画像)
吉蔵と定のスキャンダラスな事件を、神話にまで高めている。
映画って、こういうことが出来るのか!! と驚いた少年時代だった。
(3)『バベル』(2006)
見せたがり症候群を患う、菊地凛子。
シャロン・ストーンのそれも印象的だが、凛子ちゃんも頑張った。
(4)『愛の嵐』(73)
これは日本のボカシによって、かえって印象的になってしまったケース。
全裸のキャラクターがワンサカ出てくるので、ぼかしも沢山!!
(5)『ブギーナイツ』(97)
誰にだって、ひとつくらいの「取り柄」があるっていうこと。
梅宮辰夫の兄貴も、歌っていたしね。
(6)『オルランド』(92)
簡単にいえば、両性具有の物語なのだった。
主演のティルダ・スウィントンは、中性的な雰囲気が抜群。
(7)『時計じかけのオレンジ』(71)
そういえば堀江くんは、自分のちんちんを象ったオブジェを創ったそうだ。
金持ちはなにをやってもいいのだろうが、センスはないと思う。
(8)『ブリキの太鼓』(79)
ガキのころにグロテスクなもの・行為を見過ぎてしまったために、オスカル少年は成長することを拒否したのだ。
(9)『ミッドナイト・エクスプレス』(78)
投獄された主人公は、面会に来た恋人の前で、自慰を始める。
(10)『シリアル・ママ』(94)
凛子ちゃんと好対照だが、これはこれで、やっぱり「見せたがり症候群」なのだ。
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明日のコラムは・・・
『黄金週間10傑シリーズ:(10)映画の耳』