Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間10傑シリーズ:(4)映画の頭部

2016-05-02 00:10:00 | コラム
映画における「印象的な身体の部位」10傑、きょうは「頭部」。

自分は「小顔」「頭部も小さい」と評されることが多い。

実際にそうで、たとえばキャップも慎重に選ばないとツバの部分が異様にでかく見えて、なんとなく不恰好になる。

最近はツバを曲げないのが主流だが、自分が頑なに「買ったそばから曲げにかかる」のは、それゆえである。

小顔と評されるのは(とくに)女子にとっては喜ばしいことなのかもしれない。
けれども、自分のように「そこそこ」のガタイを宿している場合、ひじょうにアンバランスで、どうしたもんかな・・・と思うことがある。

かといって、顔がでかくなればいい! とは思わない。
ガタイがひとまわり小さくなればいい! とも思わない。

思わないのだが、どうしたもんかな・・・とは思う。

モデルさんには笑われるかもしれないが、見た目で勝負していない自分だって、そういうことで悩むことがあるのだ。


以下、映画に登場する「印象的な頭部」の10傑。

※やや反則気味にはなるが、髪の毛も含めて選出してみた。


(1)『ガルシアの首』(74…トップ画像)

賞金の賭けられた悪人の首(頭部)をめぐる物語。

キャバクラ嬢でひとり、この映画が好きだといった子が居て、5秒で惚れたね笑

(2)『ラン・ローラ・ラン』(98)

走れ! 赤い髪の女よ。



(3)『七人の侍』(54)

スキンヘッドは、ある種の異様さをまとうものだが、勘兵衛(志村喬)には「それ」がなかった。



(4)『ハンニバル』(2001)

ヤク中だから、レクター博士に頭部を裂かれて(!)も、平気なレイ・リオッタさん。

(5)『タクシードライバー』(76)

トラビスのモヒカンを無視するわけにはいくまい。

20代のころ、真似をしていたことも付け加えておく。

けっこう、似合っていたんじゃないかと思うよ。

(6)『アマデウス』(84)

もはや語り草となっている、ピンクのかつら。

聖子ちゃんが歌ってくれて、日本でも馴染み深いものに。




(7)『ラストエンペラー』(87)

溥儀の辮髪。

(8)『エクス・マキナ』(2015)

「A.I.」女子に翻弄されるヒトの物語。

「A.I.」だから、ふつうの状態がスキンヘッドなのだった。

じつはこの映画を紹介したくて、頭部の10傑を展開―日本公開は、これからです。


※自分は字幕なしの状態で観たが、それでもグッときた




(9)『カッコーの巣の上で』(75)

マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)がしょっちゅう身につけている、ニット帽。

(10)『ロボコップ』(87)

こういう10傑を展開すると、どうしてもSF的なものが多く挙がる。



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明日のコラムは・・・

『黄金週間10傑シリーズ:(5)映画の脚』
コメント (1)
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