masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

身の丈経営です。ご容赦ください。

2020年08月03日 | ガソリンスタンドでの出来事

私が出勤すると同時に「フル稼働や!」と言い残して配達に出たこうちゃん。

こうちゃんが配達中に「混合油が欲しいのですが、携行缶への給油はしてもらえますか?」と問い合わせの電話がありました。

混合油の残量を確認すると僅かだったので、配達から戻ったこうちゃんに「コレコレシカジカで混合油を買いに来られるかも知れないから作ってから次の配達へ行って」と頼みましたら、「無理!もう出ないと間に合わん。売り切れって言っといて!」と。。

「え”---っ!?」と文句を言おうとしたら、
「1つ作業を入れることで予定が全て狂ってくる。今日は分刻みで予定が入っとるのや。目先の利益のために長年の取引先に迷惑を掛けるわけにはいかん」
そう言い残し配達へ出掛けて行きました。

私が出勤してきた直前にもオイル交換の依頼を1台お断りしたそうです。


ジリ貧街道進行中です。

思いのほか、未だに進行出来ています。

 


困るのは客(消費者)だ。

2020年08月03日 | ガソリンスタンド5

8月1日燃料油脂新聞より

携行缶給油対応苦慮 休止SS増加で顧客困惑
>セルフが多い地域の客は困っている
>取り扱いを休止するSSが増加した
>かなり遠方から来る客がいる
>フルも手間は変わらない
>身近で給油できず困るのは客(消費者)だ。それでも良いのか



規制緩和以降の過当競争下、卸格差により経営困難な中でも、不採算を承知でポリ容器1つ2つの小口配達を担い続けたのは小規模な地場業者でした。
携行缶への小分け販売も同じです。

大多数の消費者は安値を選びます。それは私も同じです。
だから小規模な地場店の大多数は後継者不在となり店を畳むことになる。

「困るのは客(消費者)だ。それで良いのか」と私も思うし、このブログでもそうした事を折に触れ書いて来たけれど、

販売業者の声は殆ど曲解されるか無視される。




7月31日ぜんせきより

“住民拠点SS”加速
山形 洪水で7SS営業不能





東京ガソリン卸(27日時点)系列100.2円・業転97.2円
系列 最高104.2円最低97.8円
業転 最高98.3円最低96.1円





札幌・函館圏問題市場の現状




消費者に申し訳ない ハイオク問題へ“怒りの声”



そういえば先週携行缶にレジャー用のハイオクを買いに来られた方は、本当はシェルのV-Powerが欲しかったってことは無いのかしら?
昭和シェルのお店、セルフに改装して京アニ事件以降の改正消防法を機に携行缶への小分け販売を止めたから、仕方なく足を延ばして当店まで買いに来られたわけだけれど・・・・