masumiノート

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SSの黒字割合が上昇

2019年09月13日 | ガソリンスタンド4

9月11日12日燃料油脂新聞より

9/11 週刊コスト“横ばい”
9/12 週仕切り対応分かれる JXTG据え置き 出光昭和シェル50銭値上げ

情報センター週次市況 ガソリン下げ止まらず 7週続落



セルフSSで高齢者の油種選択間違い増加





SSの黒字割合が上昇
【東京】TKCがまとめた3月から5月決算のSS企業の黒字企業割合が高まっている。
黒字企業割合は58.3%





9月13日燃料油脂新聞より

元売との格差拡大危惧 量、価格固執姿勢へ警鐘

特石法が廃止されて24年が経過。
石油(販売)業界は本格的な自由化の時代に突入している。その象徴がセルフ解禁。
当初 「遅くても5年でカタがつく」との声が聞かれたが、「カタがつくどころか、より先が見えない状況に陥っている」という指摘がある。
この間元売は統合を行い、より強化、巨大に。一方で需要減少、価格競争の激化で系列販売業者の力は弱まり、格差は拡大するばかりとなっている。

特石法廃止当時、バブル崩壊後の国内経済の低迷もあり、「3年がメド」とSS淘汰の加速を予測し、
「早い時期に安定するのではないか」とする声が少なくなかった。

この考えの基本には
「赤字になってもSSを続ける理由はない」
「SSが減れば競争は落ち着く」といった認識があったことが大きい。

しかし、SS数こそピーク時の約6万ヵ所から約3万ヵ所に減少したが、セルフSSの数は増加の一途。
その比率は30%を超えて来た。
これに需要減少が相まってSS間競争は落ち着くどころか、激しさを増している。
「むしろ状況は悪化している」との声もある。


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>「赤字になってもSSを続ける理由はない」

これはビジネスとしてモノを考える人の考え。

その地域で生まれ育ち、生業として、又その地域社会の一員としてガソリンスタンドを営んでいる販売業者は、
地域への供給責任を果たすため、
卸格差の是正を信じて、業界の是正を願って、
店を続けたのです。



地場フル店は地域社会のエネルギー供給拠点

2019年09月13日 | ガソリンスタンド4

9月11日燃料油脂新聞より


全石連 ポイント還元の価格表示 混乱回避へ適正例示す




首都圏各地でSS被害   




安定市況維持・採算販売貫く
「低マージン時代には戻りたくない」


ピュアセルフ導入検討 人手不足で「やむなし」






地場フル店は地域社会のエネルギー供給拠点

地場フル業者は、いい車、いい家を買うために仕事をしているのではない。
使命感だ。
もちろん食べていくためにはお金が必要。

世の中は往々にして少数派の方が正しい意見だが、多数決で決まってしまうことが少なくない。
これではいけないと思う。
小規模かも知れないが地域社会・住民のエネルギー供給を下支えしている。
重要なインフラを担っているという使命感で仕事をしている。
地場フルSS業者を国、政府、元売はきちんと評価し、存続できる仕組みを構築していくべきだ。




masumiさんが言うと“負け犬の遠吠え”になるかもだけど、
巻田油業社長さんがおっしゃると正に正論です。


セルフでは人手不足や不採算を理由に携行缶への販売や小口配達を断るところが多いけれど、
家族経営の地場フル(3者店)は、店頭一人になっても、不採算でも、それらを担い続けてきた。


7~8割近い業者が毎年600万円の赤字で自己資産を食い潰しながらーという時期は
消費者から「高い」「ぼったくり」「それでもフルか」等々と言われ続けた時期でもありました。


そして
安値店が安値を実現できた理由は、
卸価格を決める元売が「指標が欲しい」というくらいの、元売自身が説明できない「1リッターで10円以上もの卸格差」によるものでした。