三重県四日市市消防本部は1日、同市昌栄町のガソリンスタンド「エネオス浜田SS(林興業)」で、ガソリンが混入した疑いがある灯油を販売したと発表した。ストーブなどで使用すると火災の危険があるとして注意を呼びかけている。

 市消防本部によると、1月29日に資源エネルギー庁が灯油を抜き取り検査したところ、引火点が通常(40度以上)より低い36度だったことが31日にわかった。市消防本部はガソリンが混入した可能性が高いとみている。

 混入した時期や経緯は分かっていないが、ガソリンスタンドが灯油を検査前の直近で仕入れた1月23日から同31日までに、72人に対し4184リットル販売したという。問い合わせは同SS(059・353・8038)へ。

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津市のスタンド@ガソリンが混入した灯油@消防が注意呼びかけ

この時のガソリンスタンドはPBでした。

今回はENEOSです。

他社買いしていない場合、系列ローリーの信用度が落ちてしまいます。




2月2日追記

津市の混入事故以降、エネ庁がローリー荷下ろし時の立会い厳格化(マニュアル作成)に動いています。
特約店筋から聞いた話では“系列は今のところ別として”、「荷下ろし時に立ち合いを行わないガソリンスタンドには荷下ろししない」という厳しいものになりそうだ、とのことでした。
が、今回系列店でこのような事故が起きたとなると、系列店も対象になるのではないでしょうか。

しかし、事が起きてからとはこの事ですね。

コンタミ自体は昔からよくあることです。


例えばレギュラーのハイオク偽装  






当ブログでも2012年04月25日に記事にしています。

そして一番有名?なのは
2010年のモダ石油


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1037984855






>私は数年前までタンクローリーでスタンドに油を配達していましたが、元売が品質にはうるさかったので、灯油等を卸したあとにガソリン等油種を変えて油を卸す場合は配管内を空にする為、ホースをつないで荷卸した逆の口からも残油を出してましたよ。

※当店でもそうです。系列ローリーの運転手さん方は皆さんそのように丁寧に荷下ろししてくださっています。

だから今回の件は不思議なのです。

それから、
ホースに残っている量が混入したくらいではガソリンスタンド側ではわからないので、これはもうローリー運転手さんの丁寧さの問題だと思うのですが...

少し話が逸れましたが、
兎に角コンタミ自体は昔からあったことで、これまで厳格化されてこなかったことの方が問題のような気もします。


でも、
無人化に向けて消防法緩和を求める声もあり、消防庁も一部(タブレットの使用)は認めました。
人手不足で労務倒産する企業が増えている昨今ですから厳格化されたらされたで困る部分も大きいでしょうね。

緩和と厳格化と・・・・これも「歪み」の産物でしょうか。


大手の系列大型店は自動配送
零細店は厳格化により労務倒産加速

そのような流れになるのかも・・・



もひとつ追記。

ググっていたら「セルフで間違えて車に灯油を入れてしまった」というのが結構あって驚きました。
軽自動車に軽油っていう間違いは分からなくもないですが・・・

そのセルフも、こういう事↓をやっていたのかしらん?
ENEOSセルフ@消防法違反





さらに追記
st31掲示板より



これ、だとしたら本当に被害者ですよね。

こうちゃん曰く、
ホースの中に残っている量なんて知れている。
それが地下タンクに入ってしまったくらいで、そんなに引火点って変わのだろうか?

・・・

原因究明を待ちたいと
思います。