masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

運送業界に続きたいけど続けない体質の業界かも。

2018年04月28日 | ガソリンスタンド3

4月28日燃料油脂新聞より


成功体験に縛られ採販重視も変わらない意識

元売の販売戦略が低マージン・量販に舵を切る契機は、22年前の1996年4月
エッソ石油(当時)が導入したPTS-Vプログラム(通称V10)
経費削減・増販・油外収益の3つをマージン削減につなげるV10は元売他社が模倣し、戦略として差別化を図れなくなった。
1998年のセルフ解禁後は、戦略として陳腐化したV10は、V7、V6と目標マージンを下げ、過激化。
その結果、手段(戦略)は次第に目的化され、最後はV0やVマイナスを自慢する店も出てきた。
Vプログラムは自然消滅したが、いまでも空気のようにSS業界を覆っている。


ヤマトの構造改革
ヤマト運輸は2017年度の宅配便個数を8256万個(4.4%)減らすマイナス目標を立てたが、5168万個(1.7%)減にとどまり、担当部署は叱られたという。
ヤマトは働き方改革を最優先課題に「中期経営計画KAIKAKU 20」を昨年9月に策定。
労働力不足や社会の要請を背景に、生産性向上、すなわち低収益事業の見直しに舵を切った。
石油業界で言う「量より質」への転換だ。


ローリー運賃も6月から値上がりするそうです。
ガソリンスタンド業界は相変わらず隣の価格が気になって上げたり下げたりデスカ?





山形市場正常化にはコストコ問題解決不可欠 供給側の責任問う声も

コストコの会員向け価格を意識した競合他店が特別価格で対抗しているためだが、高低差が最大で20円に達し「異質な価格体系」を呈する事態に陥っている。


異業種の価格を意識して張り合おうとする方が間違っている。
そんなことを続けていたら常滑と同じになってしまいますよ。
異業種の安値看板は静観するに限ります。


それはさておき、
卸格差は是正されたはずですよね?
これでは信じられませんね。




次は...

またひとつ山間の灯消える

「体力の限界。寄る年波には勝てない(72歳)」と閉店を決意。
3月末に約50年の歴史に幕を下ろした。

地下タンクの更新や後継者問題もあり、6年ほど前に一度引退を宣言。
その時は周囲の要望で翻意したが「いよいよ体がついてこなくなった」と昨年引退を決断した。

引退に際して「なじみ客の有志が慰労会を計画してくれた」と喜ぶ。
「これからはゆっくり過ごす。まずは夫婦で旅行したい」



>まずは夫婦で旅行したい

((ミ ̄エ ̄ミ)) ボーーー

ブン(>_< )( >_<)ブン



大原石油店様

お疲れ様でした。
m(_ _)m

 


1SSオーナー組合員のための“全石連”であって下さい。

2018年04月28日 | ガソリンスタンド3

4月25日ぜんせきより(※青系文字がmasumi)

元売販社セルフ、油外離れ? 人手不足から省力化も

ジョイフル本田2円上げ134円

コストコ尼崎店2円下げ127円





元売の指導により「利益は油外で」戦略が始まり、
↓ このようなことになりました ↓
<ガソリンスタンド>「不安あおる」整備トラブル相談急増
(「ガソリンスタンド 過度な押し売り」でグーグル検索すると色々出てきます)


この「利益は油外で」も、エネ庁ガソリンスタンド2万店計画による地場零細店潰しの一環だったのだろうと思います。

そして今は、「量販(価格競争)」から「採販(再投資可能なマージン)」への過渡期で、

燃料油で適正マージンが得られるのであれば無理に油外を売る必要もありませんし、特にセルフなら人件費を削減した方が確実に利益になります・・




4月27日燃料油脂新聞より
加速する規制緩和に危機感 「安売りまん延招く」 栃木県石商・村上理事長


業界を取り巻く動向について「IT化や合理化が進み、危険物資格者さえいない“セルフの無人化”、まで議論されている」としたうえで
「(規制がなくなるほど)異業種参入が容易になる。これまでやってこられたのは資格などで規制されてきたからという面もある。
有資格者も、セルフの給油許可出しも必要ないとなれば、金が掛からないガソリンスタンドも増えるはず。
合理化で“なんでもあり”ということになれば、異業種参入で安売りがまん延するのではないか」と危機感を示した。

全石連での活動については「ローリー購入に対する補助金については誓約書制度を採り入れ。また大型ローリーよりも被災地やSS過疎地対策として小型ローリーにより多くの補助金が回るよう理事会で申し入れ、大半の理事に同調していただいた」


「次世代SSがどうあるべきかという議論が全石連でも盛んになっている。コンビニや修理工場をSSに併設すべきという議論もあるが、それらはスーパーディーラー向けのものと思っている。
1SS1オーナーがどう対応していくかということが最も重要で、そういったSSが生き残れるための研究会であってほしいと願っている」





都道府県石商・協の理事長さんも全石連の理事長さんも、皆このような考え方をしてくださる方ばかりだったら良かったのに。
組合員の大多数を占める1SSオーナーより大手向けの施策が勝っている全石連。

>誓約書制度

ローリーの補助金は不正受給か?というような事例が多発したようです。
それにしても、

>また大型ローリーよりも被災地やSS過疎地対策として小型ローリーにより多くの補助金が回るよう

こんなことは誰が考えても当然だと思うのに、当初は「灯油配送の合理化、大型化、増車」などという、まるで大手優遇としか思えない補助条件でした。
この4年の間にローリーの補助金はスーパーディーラーには既に行き渡ったんじゃないでしょうか?

 SS支援の補助金
 灯油のローリー購入補助金を、渡しちゃダメです。



後継者もおらず店主も高齢化した組合員(販売店)にはもう間に合いませんが、
全石連は1SSオーナー組合員のためにご尽力下さるよう希望します。