安定供給困難化不安視か 系列化の動き目立つ
3月30日燃料油脂新聞より
元売再編に伴う供給面での不安からPB業者が系列化しているという記事です。
顧客への継続的な供給を一番に考えて系列玉仕入れを貫いてきた系列店は、その高値ゆえに顧客(販売数量)を激減させました。
対して、業転玉で商売する店はその仕入れ値の安さ(利は元にあり)から「PB天国」と表現されて来ました。
この記事にある系列化のPB業者が規制緩和以降に新規参入の最初からPB業者ならそうでもないけど、
もしこれが規制緩和以降PBになった元系列業者だとしたら、
「玉が枯れたら、(客には)あるところへ行ってもらえば良い」などと嘯いていたような元系列のPB業者だとしたら、
非常に苦々しく思います。
2013年02月14日の記事の 【千葉】印旛・印西地区の、「近隣の安値店より18円高く売っても粗利は10-11円しかない」と話されていたお店を、燃料油脂新聞の記者さんはこう記されていました。
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「マークを上げている以上、業転は入れられない」と、これまで業転を一滴も買わず、系列一筋で仕入れを続けてきた経営姿勢が間違っていたのだろうか。
同SSは販売店としては大型店舗で、セールスルームなど清掃は行き届いており、SSとしての立地条件も良い。
かつてはガソリン月販200キロ近く売り、ドライブウエーをスタッフが走り回っていた。
今では家族スタッフだけで来店客を待っている。
整理整頓が行き届いた店舗をみても、公平な競争条件ならばガソリン150キロ程度は売るだけの力があるはずだ。
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>「マークを上げている以上、業転は入れられない」(お客さんを騙すような真似はできない)
この業界は、何故こうした業者を踏みにじるようなことばかり起きるのでしょうか。