masumiノート

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何でも書こう!

無茶苦茶

2014年02月08日 | ガソリンスタンド2





画像は燃料油脂新聞(2月6日、7日)

*****

これまで業転を買ったことがない販売店も採算のために業転を買うようになった。
公取委の発言で業転購入に「罪悪感を感じなくなった」という声も多いらしい・・・

はてさて、そんなものですかいのぉ?

人を騙したり、盗んだり、殺傷したりしても、お上がOKと言えば罪悪感は薄れるんですかねぇ?
そんな善悪の判断も人任せみたいな心根では、何にでも流されて戦争でも何でも受け入れちゃうかもね。

「それ、変だよ」「おかしいよ」と声を上げるんじゃなくて、「そ、そうですか?・・・それではハイ分かりました」。....なんて受け入れちゃう?

....嗤っちゃうね。


それでさ、「偽装なんてない、なかった」なんて言ってる人がいるけど、
今回公取委が言ってるのは、あくまで“同一の製油所から出た同じ製品”というのが大前提だと思うんだけど。
系列でありながら業転玉を混ぜてきた方々は、これまでそんなことお構いなしだったんじゃないんですか?
Aというマークを掲げていながらBとかCとかの、兎に角安値の業転玉を仕入れていたんじゃないんですか?
今もまだお構いなしなんでしょ?流通経路証明が正式に導入されるまではそれで済むもんね。

それにね、
「系列でも業転OK」という公取委の発言は、もうそうしなければ収拾がつかないほどに既に蔓延していた・・・
それ(業転玉)を混ぜなければ死んじゃう販売店が公取委の予想以上に多かったからじゃないかと思うんですよね・・・情けないハナシ。

でなければどう考えてもこの「系列でも業転OK」はおかしいもの。


でもこんなふうにおかしいことをおかしいと表現する人間も、もう極々少数派なんだろうし鼻つまみなんだと思ってます。
悲しいけど、。

 書きかけ

2月11日 以下追記

下の画像の「商社外販活動が本格化」
これについて書くつもりだったのに新聞が見当たらない(汗)

・・・スミマセン。うろ覚えで書きます。

系列店は元売と取引契約を交わして商品を仕入れています。
品確法の軽減措置認定の関係もあり他社買いは禁止されています。

それでも規制緩和以降、他社買い(業転玉で薄めて利益を上乗せする行為)をしなければ立ち行かない販売店が増えました。
当初は「赤信号、皆で渡れば怖くない」というような掛け声が、時を経て「系列店でも業転から仕入れてよいようにしてくれ」という要求に変わり、今まさに流通経路証明書の導入でそれが実現しようとしています。

そういう流れもあっての商社筋の、先手を打った動きかも知れないけど、
「他社買い」というレベルの系列店の業転玉仕入れを、「売買契約」という本格的な取引に切り替えている―、というのです。

簡単に言うと、「Aからしか買いません」と契約してAのマークを掲げていながら、商社とも売買契約を交わしているってこと?!

そんなのアリですか!?


・・・で、中小特約店(2者)はこれをどう受け止めているのでしょうか?

自社が業転から買えるようになるのは助かるかも知れないけど、販売店(3者)も業転から仕入れるようになれば・・・
業転玉でもボリュームインセンティブのある商社の価格には勝てないと思うから、どんどん顧客(3者店)流出しちゃいませんか?
もう既に3者店の他社買いによって全量は買って貰えていないとしても・・・全部無くなっちゃいませんか?

そういう心配はないのでしょうか?

・・・まぁ、余計なお世話でしょうが(汗)スミマセン。