masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

かっちんさんのコメントです

2012年07月01日 | ガソリンスタンド

仕入れ価格の交渉はどの店でも少なからず行っているはずです。
それは会社の存廃に関わることですから、全力でやっているはずです。
しかしmasumiさんも言われている通り、販売店の場合、実質的には特約店の対応一つでその卸し価格は決まります。
現状の市況では特約店が販売店の命運を握っているとも言えます。
特に系列100%を標榜する本来一番健全なはずの販売店は高値を強いられる可能性は大きいと思います。
なにしろ他からは買わないよ~!って宣言しているんですから、あとは特約店の気持ち一つなのです。
いくら理論武装しても、強攻策、懐柔策に出たとしても、特約店がNOと言えばそれまでです。
ここに実質的な競争はありませんから。

でもここでじっくり考えて下さい。
エネルギーで本来一番大事なのはなんと言っても安定供給です。そして価格の安定化も重要です。
その安定供給を一番の使命としてとらえ頑張ってる販売店が一番の冷や飯を食わされるのが今の仕組みなのです。

健全な競争ももちろん必要だと思いますが、現在のような無秩序な競争は業界を荒廃させます。
独占禁止法にも抵触するような限りなく違法に近い流通形態や安定供給よりも価格を重視した商法が栄えるこの制度を変えていかねばなりません。
そうしないと最終的には消費者の皆様にご迷惑をお掛けすることになります。

もう右肩上がりの時代は終わりました。
大震災を良い契機として、そういった利益一辺倒で、自分さえ良ければ後はどうでも・・・というような世界から早く抜け出して新しい仕組みを作らないといけない時期に来てると思います。

我々が扱っているのは、普通の商品ではありません。
日本を動かすための大切なエネルギーなんです。