masumiノート

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東北のSS業界の現状と復興への展望(岩手県)

2011年12月01日 | ガソリンスタンド

月間ガソリン・スタンド12月号より引用しつつ・・・。

被災地復興を妨げる過酷な現実
(真の復興には地元企業の再生が不可欠)

国からの支援金は本来なら地域経済の復興のために使われるべきだが、実態は復興利権として大手ゼネコンを太らせているだけで、地元にお金が落ちていない。
軽油の需要が増えているといっても、入札で契約してしまうので地元SSに入ってくるのは下請けなどの微々たる分だけに過ぎない。

緊急対応が求められた復興については仕方がないとしても、これから本番を迎える復興事業でも仕事が奪われるようなことがあれば、地域経済の再生は絵に描いた餅となる。


そんななか、岩手県石油組合の宮田謙理事長(宮田燃料社長)は、復興の狭間で起きている、もう一つの現実的な問題を指摘します。

「生活者の方々が不遇を囲っているのも忘れてはなりません。
とくに、限られた高台での仮設生活により、お年寄りなどを中心に交通弱者が続出している。
SS業界としては、寸断された石油流通のサプライチェーンの回復・維持に努める一方で、そうした方々にも利便性を提供できる仕組みを考えなければならない。
未曾有の震災により、石油の重要性が再認識された今、地元のエネルギー事業者としての使命が問われているはずです」

支援の名を借りた安売り

そんな岩手県マーケットに現在、暗雲を立ち込めさせているのが、県外から進出してきた灯油の巡回販売業者の存在だ。

震災以降、花巻地区へ支店を登記し、自社ローリーを駆使して主要地区をくまなく巡回。
それもスタート時はリッター77円30銭という、東北の最安値で知られる生協やホームセンターの価格をリッター10円も下回る破格値。

“被災者支援”の名のもとに、マーケット需要を根こそぎ押さえようとしている。
県外業者は冬場に儲けるだけ儲けて撤退すればいいかも知れないが、我々地元業者はこの地で生活していかなければならない。
彼らの打ち出す価格は我々の仕切価格を下回るもので、到底理解できないレベル。
はっきり言って火事場泥棒に他ならない」
(花巻地区の民族系販売店主)

岩手県石油組合の野中範夫専務理事は、地元業者の嘆きをこう代弁する。
「仮設住宅への灯油配送については、敷地スペースの問題からローリーが侵入できないのです。
それも、高齢者の方々が多いため、ポリ缶を入り口まで取りに来てくれとも言えず、一戸一戸手押し車に乗せて訪問しなければならない。
このように効率が悪く、コストもかかるような仕事は、県外業者は絶対に行いません。
採算が合わないと知りつつも、被災者のためを思って泣く泣く引き受けるのが、地元のSS業者なのです

また、岩手県石油組合の副理事長で、岩手県石油政治連盟の会長も務める村田欣也社長(ムラタ社長)も
「もちろん、地域住民の方々に十分な量の灯油を供給するのが、我々業界に与えられた第一の使命です。
しかしそれは、地元の暮らしのエネルギーを支えるためであって、短期的な利益を追求するものではありません

*****

>地元の暮らしのエネルギーを支えるためであって、短期的な利益を追求するものではありません

地元の業者はその地域で生活しているわけですから、利益追求よりも責任感や使命感の方が強いのです。

以前記事にしたように採算が取れないような過疎地では、“組合員のため”を謳っている農協(JA)ですら撤退するのです。
J○は100リッター以上でないと灯油の配達もしません。

大企業は表向きは顧客満足とかお客様の為にとか何とか、キレイゴトばかり言いますが、
実際は採算が合わないことはしません。







つづく






 




東北のSS業界の現状と復興への展望(青森県)

2011年12月01日 | ガソリンスタンド

月間ガソリン・スタンド12月号より引用しつつ・・・。

自由化競争の成れの果て
(利益至上主義の是非)

平均ガソリン販売数量で40kℓにも満たない長閑なマーケットに,常時「他社より7円引き」を謳う量販志向のアサヒ商会が進出し、同じ地区の量販セルフやJA、ホームセンター併設型のぺトラスが追随。

彼らの打ち出す価格は「平均的な系列仕切りを大きく下回る水準」


アサヒ商会は閉鎖した競売物件を買上げ、低コストで新規出店を図るスタイルで、また、玉を入荷できたときだけ営業するスタイルで、最低人数で営業しているので食事時には店を閉めて外出するという。

また、弘前市内に本社があるLPガス会社が青森市内で灯油配送の安売りを先行し、周辺需要を一気に掌握しているらしいのですが、
灯油を目玉商品にして、その後のガスへの切り替えを狙う戦略が見て取れる”とあります。


青森県石油組合の大阪功理事長(大一通商社長)は語っています。

「自由化競争では不当な廉売でないかぎり、どれも正当な販売戦略である。事実、生産効率だけを踏まえれば有効なやり方と言えるのかもしれない。しかしながら、苦難の震災を経験し、石油エネルギー業界の重要性を改めて認識したこの時期に、シェア拡大に奔走するような動きは誠に遺憾。
市況は業界利益の源泉であり、顧客信用の源でもある。
石油組合としては、適正価格販売による利益を確保するため、マーケットの健全化に取り組んでいきたい」

*****

自由化の名の下に「やったもの勝ち」の方程式が強固になってしまった業界です。
業界全体を、 “元”を変えないと、健全化はあり得ない。
片方から安値の玉が出る限り、健全化はあり得ない。

安値が消費者にとって「得」だとは限らない。
長い目で見れば、公平な仕切りこそ消費者の利益につながると思うのですが・・・



※次は岩手県です。

 






 


ニセモノ・偽装裁判

2011年12月01日 | 日記(その他)

ニセモノの裁判への、遂犯無罪さんからのコメントです。

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今日、届く再交付判決書
 (遂犯無罪)
2011-12-01 07:06:18
昨日に東京高裁記録係りに書記官忌避判決書の再交付申請をした、手元の判決書は2頁、認証書を含めて3枚だから印紙450円と切手500円を送った。

ところが先ほど係りからの電話では4頁あるという、もしかしたら・・・期待が膨らむ。
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/111202.jpg.html
トリックする法廷 (遂犯無罪)
2011-12-01 07:37:14
私の刑事裁判は偽装でした
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/hyoumoku001.jpg.html

これが現実です
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/file001.jpg.html

法廷で採取した指紋をすり替えた
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/091104.jpg.html

*****


下記は11月20日以降、少しネットで検索して見つけたサイトです。


裁判正常化研究会
http://www.saiban-seijyouka.com/

不公正な国家賠償訴訟
http://trial17.blog40.fc2.com/?m

デタラメ判決を正すー掲示板
http://www.konansoft.jp/bbs/ootaka/light.cgi?page10=val

yahoo知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1175412696





体感気温(夫婦の会話)

2011年12月01日 | 日記

こうちゃんが配達から帰ってきて・・・

「今日、寒いか?」
「そやねん!寒くないよな?!」
「そやろ!寒くないやろ!天気予報であんなけ寒い寒い言うてたけど」
「そや。風が吹いたら、風は冷たいねんけど、身体はちっとも寒くないねん」
「オレ、汗掻いてんねんけど。・・・変やな」
「・・・やっぱり今はフォトンベルトに入っているからかな?・・・地球」
「・何て?・・・そら布団に入ってたら温いわ」




ちゃんちゃん。